加世田の津貫から枕崎へ抜けていく道、国道270号線沿いに、そのまんま「にいななまる(270)」と名付けられた物産館があります。
我が家からは、山を一つ越えていかなければならないので心理的な距離がありますが、車で10分くらい。近いんです。
その「にいななまる」に、これから南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」を置いてもらうことになりました! 先日納品にいったところです。
うちから近いのに、これまでなぜここで売らせてもらわなかったのかというと…。ここ「にいななまる」は、知る人ぞ知る金柑ジャムの本場なのです!
まずは清木場(せいこば)果樹園のジャム。南さつまでは知らない人がいない有名なジャムです(冒頭写真)。
以前、日経土曜版の別冊「nikkei プラスワン」の「朝食におすすめのジャム」特集で取り上げられて、(確認はしていませんが)東京でも販売されているそうです。とにかく、南さつまで「金柑ジャム」といったらまず清木場果樹園となるほどの一大ブランドですね。
ちなみに金柑ジャムだけでなく、「きんかんゆず茶」「きんかんコンポート」などの派生商品、「甘夏マーマレード」「かわちばんかんマーマレード」「キングオレンジジャム」といった他の柑橘のジャムも揃っています。
そしてこの清木場さん、果樹園と名が付いているように、地元津貫での農園が母体となっており、そういう意味では「南薩の田舎暮らし」の先輩ということになります。まあ今のところ比べるのもおこがましいような感じですが…。
で、この「にいななまる」はまさに清木場果樹園の本拠地ともいうべきところですね。
しかし、「にいななまる」の金柑ジャムはこれだけではありません。
清木場果樹園のジャムの上には、「久木野校区元気づくり委員会」の金柑ジャムが!
この団体については詳しくは知りませんが、自治会を基盤とする地域おこし組織だと思います。久木野小学校は、2015年に閉校してしまいましたからね。久木野校区のみなさんにも頑張って欲しいですよね。
しかも、この「久木野校区元気づくり委員会」の金柑ジャム、「きんかん春姫」使用です。これも原価高そうですね…。ラベルの水彩画がいい味出してます。
【参考】生で食べて美味しい「きんかん春姫」を使っています
なお、この隣にも「きんかんまーまれーど」という商品が並んでいました。が、どちらが製造されているのか確認を忘れてしまいました。とにかく、「にいななまる」には金柑ジャムがたくさん並んでいるわけです!
そんな中、南薩の田舎暮らしの「金柑とたんかん」のコンフィチュールを置いて、売れるんでしょうか? たぶんここのお客さんはそれぞれ贔屓(ひいき)の金柑ジャムがありそうですからね、苦戦するような気はします!
しかしたぶん、ここは日本一(は言い過ぎにしても日本で五指に入る)金柑ジャムの本場ですからね。きっと興味を持ってくださる方もいるんじゃないかと。
いろんな金柑ジャムが並んでいますから、全種類買って食べ比べしてみても面白いかもしれません。 南薩コンフィチュールだけでなく、他のいろんな金柑ジャムも買ってみてください。お気に入りの金柑ジャムを見つけてみてはいかがでしょう。
あ、言うまでもないことですが、南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」は金柑だけでなくたんかんも使っていますから、他の金柑ジャムと比べたら違う味わいです。決して類似品が一つ増えたというようなことではないんですよ(笑)
というわけで、「にいななまる」にお越しの際はぜひ南薩コンフィチュールも手にとって下さい。「ジンジャーエールシロップ」とあわせてお願いします!
↓WEBでのご購入はこちらから。
【南薩の田舎暮らし】南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」
※店舗販売では、にいななまるの他、大浦ふるさとくじら館、天文館KENTA STOREにてお取扱いいただいております。
2017年4月26日水曜日
2017年4月24日月曜日
生で食べて美味しい「きんかん春姫」を使っています
もう2ヶ月前くらいのことになるんですが、大浦町のHさんの金柑ハウスを訪ねました。
ハウスの中では、このように大玉で美しい金柑がたわわに実っていました。この金柑、ブランド「きんかん春姫」として出荷されるものです。
あんまり知られていないですが、南さつまは金柑の産地なんですよ!
特にこの「きんかん春姫」というのは、ハウス栽培により樹上で完熟させた金柑で、糖度16度以上のL玉、外観も美しいものだけが認定されています。
訪問したHさんの選果を見ていたら、「えっ、これダメなの?」っていうくらい、美しい(ように見えるけどHさんには不十分な)金柑が「きんかん春姫」向けからハズされていました。実はHさん、選果が厳しい(つまり“自分に厳しい”)ことで有名です。私は自分に大甘なんで見習わないといけません。
でも「きんかん春姫」って、1キロで1000円以上する高級品ですからね。ブランドを維持していくには厳しさが求められるんでしょう。金柑っぽいえぐみや苦みがなく、生で食べて美味しいというすごい金柑ですから。甘煮にする加工用金柑の価格は、この5分の1くらいでしょうか?
ところで、なぜHさんの金柑ハウスを訪問したのかというと、そんな「きんかん春姫」(になるはずの金柑)を格安で分けてもらうためです(Hさんすいません!)。もちろん、南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」の材料として。
本来はそのまま食べて十分美味しい金柑。ジャムにしちゃうなんてもったいない! のかもしれません。
でもでも、「南薩の田舎暮らし」ではこれまでいろいろな果物の農産加工に取り組んできましたが、結局「美味しいものを使わないと、美味しいものはできない」んですよね。
要は、安い加工用金柑を使うより、こっちの方が美味しくできます。しごく当たり前のことなんですけど。
この金柑と、うちで作っている無農薬・無化学肥料のタンカンを組み合わせて作られた「金柑とたんかん」のコンフィチュール。透明感のある味で美味しいんですよ!
あ、「美味しいものを使わないと、美味しいものはできない」と書きましたが、美味しい材料を使えばそれでいい、ってわけではないですからね! 美味しいものには、美味しいものに見合った丁寧な仕事ぶりが求められるというのもまた事実です。
というか、このコンフィチュール、「南薩の田舎暮らし」が製造しているコンフィチュールの中で、一番製造の手間が掛かっています。
【参考】
南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」のレシピを紹介
※すっごく細かく書いてあります。
そんな南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」なんですが、今のところ売れ行きがイマイチ…。というのは、私が忙しすぎて(主に「砂の祭典」関係で…)、イベント出店など営業活動・販売活動が例年のように出来ていない!(反省)
というわけでこれから販売強化月間を開始しようと思います! ゴールデンウィークも始まりますしね。
ぜひお試し下さいね!
↓お買い求めはこちらから
【南薩の田舎暮らし】南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」
※店舗販売では、大浦ふるさとくじら館、にいななまる、天文館KENTA STOREにてお取扱いいただいております。
ハウスの中では、このように大玉で美しい金柑がたわわに実っていました。この金柑、ブランド「きんかん春姫」として出荷されるものです。
あんまり知られていないですが、南さつまは金柑の産地なんですよ!
特にこの「きんかん春姫」というのは、ハウス栽培により樹上で完熟させた金柑で、糖度16度以上のL玉、外観も美しいものだけが認定されています。
訪問したHさんの選果を見ていたら、「えっ、これダメなの?」っていうくらい、美しい(ように見えるけどHさんには不十分な)金柑が「きんかん春姫」向けからハズされていました。実はHさん、選果が厳しい(つまり“自分に厳しい”)ことで有名です。私は自分に大甘なんで見習わないといけません。
でも「きんかん春姫」って、1キロで1000円以上する高級品ですからね。ブランドを維持していくには厳しさが求められるんでしょう。金柑っぽいえぐみや苦みがなく、生で食べて美味しいというすごい金柑ですから。甘煮にする加工用金柑の価格は、この5分の1くらいでしょうか?
ところで、なぜHさんの金柑ハウスを訪問したのかというと、そんな「きんかん春姫」(になるはずの金柑)を格安で分けてもらうためです(Hさんすいません!)。もちろん、南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」の材料として。
本来はそのまま食べて十分美味しい金柑。ジャムにしちゃうなんてもったいない! のかもしれません。
でもでも、「南薩の田舎暮らし」ではこれまでいろいろな果物の農産加工に取り組んできましたが、結局「美味しいものを使わないと、美味しいものはできない」んですよね。
要は、安い加工用金柑を使うより、こっちの方が美味しくできます。しごく当たり前のことなんですけど。
この金柑と、うちで作っている無農薬・無化学肥料のタンカンを組み合わせて作られた「金柑とたんかん」のコンフィチュール。透明感のある味で美味しいんですよ!
あ、「美味しいものを使わないと、美味しいものはできない」と書きましたが、美味しい材料を使えばそれでいい、ってわけではないですからね! 美味しいものには、美味しいものに見合った丁寧な仕事ぶりが求められるというのもまた事実です。
というか、このコンフィチュール、「南薩の田舎暮らし」が製造しているコンフィチュールの中で、一番製造の手間が掛かっています。
【参考】
南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」のレシピを紹介
※すっごく細かく書いてあります。
そんな南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」なんですが、今のところ売れ行きがイマイチ…。というのは、私が忙しすぎて(主に「砂の祭典」関係で…)、イベント出店など営業活動・販売活動が例年のように出来ていない!(反省)
というわけでこれから販売強化月間を開始しようと思います! ゴールデンウィークも始まりますしね。
ぜひお試し下さいね!
↓お買い求めはこちらから
【南薩の田舎暮らし】南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」
※店舗販売では、大浦ふるさとくじら館、にいななまる、天文館KENTA STOREにてお取扱いいただいております。
2017年4月22日土曜日
今年も田植えが無事終了
先日、田植えを無事終えました!
今年も4条植えの歩行用田植え機を借りて田んぼ中を行ったり来たり歩きました。もうだいぶコツを摑んできたので、さほど難しくない作業です。
というような調子でサクサク田植えをしていたら、途中から田植機の調子がなんだかおかしい。時々植えられていないことがあります。よく見てみたら、本来なら苗がどんどん下がって爪で掻き取られないといけないのに、下がっていかない不具合が起こっていたようです。
でもほとんどは植えられているので、だましだまし使うしかない! と思いそのまま田植えを続行しましたが、植え付けのことに気を取られるあまり、真っ直ぐ歩けなくなり、条が一部ふにゃふにゃになってしまいました…。こういう農業機械って、真っ直ぐに操作するっていうのが意外と難しいんですよ。
そんなわけで一部みっともないことになっていますが、でもとりあえず田植えが済んでよかったです。一段落ついた感じがしますよね。
ちなみに、今年もこれまでと同じく無農薬・無化学肥料での米作りです。面積は約5反(50a)。昨年はなんだかものすごく不作で、想定の7割くらいしか収穫がなかったので、今年はせめて8割は行きたいと思っています。
そのためには、まず前提として管理をしっかりすることですよね。
というわけで今年も田んぼを頑張ります!
↓南薩コンフィチュールやジンジャーエールシロップも販売中なのでぜひお買い求め下さいね!
【南薩の田舎暮らし】
南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」
南薩コンフィチュール「ジンジャー」
今年も4条植えの歩行用田植え機を借りて田んぼ中を行ったり来たり歩きました。もうだいぶコツを摑んできたので、さほど難しくない作業です。
というような調子でサクサク田植えをしていたら、途中から田植機の調子がなんだかおかしい。時々植えられていないことがあります。よく見てみたら、本来なら苗がどんどん下がって爪で掻き取られないといけないのに、下がっていかない不具合が起こっていたようです。
でもほとんどは植えられているので、だましだまし使うしかない! と思いそのまま田植えを続行しましたが、植え付けのことに気を取られるあまり、真っ直ぐ歩けなくなり、条が一部ふにゃふにゃになってしまいました…。こういう農業機械って、真っ直ぐに操作するっていうのが意外と難しいんですよ。
そんなわけで一部みっともないことになっていますが、でもとりあえず田植えが済んでよかったです。一段落ついた感じがしますよね。
ちなみに、今年もこれまでと同じく無農薬・無化学肥料での米作りです。面積は約5反(50a)。昨年はなんだかものすごく不作で、想定の7割くらいしか収穫がなかったので、今年はせめて8割は行きたいと思っています。
そのためには、まず前提として管理をしっかりすることですよね。
というわけで今年も田んぼを頑張ります!
↓南薩コンフィチュールやジンジャーエールシロップも販売中なのでぜひお買い求め下さいね!
【南薩の田舎暮らし】
南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」
南薩コンフィチュール「ジンジャー」
2017年4月15日土曜日
隠れた人気商品「ジンジャーエールシロップ」のネット販売開始
先日からひっそりと、「ジンジャーエールシロップ」を販売しています。
このシロップ、うちの商品の中では「売る努力をしていないのになぜか売れてしまう商品」になっていまして、元々イベントの際のドリンク用として製造したのですが、「これ売って欲しい!」という声に応えてこれまでちょこちょこ売っていました。
天文館のKENTA STOREでも、このシロップを使って作る「田舎暮らしのジンジャーエール」を出してくださっていて、これが人気で「シロップ欲しい」という要望も多かったため、ご要望があった方には販売していました。なにしろKENTA STOREでは、社長の山下賢太さんがこのジンジャーエールをご愛飲くださっているということです!
そんな人気商品なのに、なぜ一般販売していなかったのかというと、まだラベル等も手作りで、もうちょっとちゃんとした形にしてから販売したいという気持ちがあったからです。せめてキャップシール(キャップに被せるビニルで、開封がわかるもの)くらいはつけて販売しようと。
先日、特別な機械を使わずとも、ヤカンの蒸気でキャップシールが固着できることがわかり、ご要望も多かったのでこれを機に一般販売を開始することにしました(ラベルはまだ家のプリンターで印刷しただけの手作りなんですけど…)。
私はこのシロップで作るジンジャーエールを普段から愛飲しておりまして、もはやコカ・コーラの「カナダドライ」なんかはモノ足りません!
と思っていたんですが、最近「カナダドライ」もリニューアルされて前より美味しくなりました。以前は実はジンジャーエールといいながら生姜の成分が入ってなくて香料のみだったんですけど、今の「カナダドライ」はジンジャーエキスも入って風味がよくなっていますね。
この他、めぼしいジンジャーエールを見つけたら飲んでいますし、市販品のジンジャーエールも大好きなんですけど、うちのジンジャーエールより美味しい市販品は滅多にないですねー(自画自賛)。何しろ、生姜が贅沢に入っていますから。
家内はこのシロップでシャンディ・ガフというビールのカクテルをよく作っています。いろんなカクテル、冬はお湯で割ってショウガ湯、ホットミルクに入れてジンジャーミルクと、いろいろ楽しめますよ!
販売開始の直後に、さっそく10本まとめ買いされた方がいました。ご愛顧いただいて本当にありがたいことです。現在、「金柑とたんかん」のコンフィチュールも販売しておりますから、ぜひ一緒にお買い求めいただければと思います!
↓ご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】ジンジャーエールシロップ(750円)
※KENTA STORE、大浦ふるさとくじら館でも販売しています!
このシロップ、うちの商品の中では「売る努力をしていないのになぜか売れてしまう商品」になっていまして、元々イベントの際のドリンク用として製造したのですが、「これ売って欲しい!」という声に応えてこれまでちょこちょこ売っていました。
天文館のKENTA STOREでも、このシロップを使って作る「田舎暮らしのジンジャーエール」を出してくださっていて、これが人気で「シロップ欲しい」という要望も多かったため、ご要望があった方には販売していました。なにしろKENTA STOREでは、社長の山下賢太さんがこのジンジャーエールをご愛飲くださっているということです!
そんな人気商品なのに、なぜ一般販売していなかったのかというと、まだラベル等も手作りで、もうちょっとちゃんとした形にしてから販売したいという気持ちがあったからです。せめてキャップシール(キャップに被せるビニルで、開封がわかるもの)くらいはつけて販売しようと。
先日、特別な機械を使わずとも、ヤカンの蒸気でキャップシールが固着できることがわかり、ご要望も多かったのでこれを機に一般販売を開始することにしました(ラベルはまだ家のプリンターで印刷しただけの手作りなんですけど…)。
私はこのシロップで作るジンジャーエールを普段から愛飲しておりまして、もはやコカ・コーラの「カナダドライ」なんかはモノ足りません!
と思っていたんですが、最近「カナダドライ」もリニューアルされて前より美味しくなりました。以前は実はジンジャーエールといいながら生姜の成分が入ってなくて香料のみだったんですけど、今の「カナダドライ」はジンジャーエキスも入って風味がよくなっていますね。
この他、めぼしいジンジャーエールを見つけたら飲んでいますし、市販品のジンジャーエールも大好きなんですけど、うちのジンジャーエールより美味しい市販品は滅多にないですねー(自画自賛)。何しろ、生姜が贅沢に入っていますから。
家内はこのシロップでシャンディ・ガフというビールのカクテルをよく作っています。いろんなカクテル、冬はお湯で割ってショウガ湯、ホットミルクに入れてジンジャーミルクと、いろいろ楽しめますよ!
販売開始の直後に、さっそく10本まとめ買いされた方がいました。ご愛顧いただいて本当にありがたいことです。現在、「金柑とたんかん」のコンフィチュールも販売しておりますから、ぜひ一緒にお買い求めいただければと思います!
↓ご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】ジンジャーエールシロップ(750円)
※KENTA STORE、大浦ふるさとくじら館でも販売しています!
2017年4月8日土曜日
雨の中、代掻き
鹿児島は雨続きです。
ちょうどお花見シーズンで、しかも桜がなかなか咲かなかった年でもありまして、せっかくポツポツ咲き始めた頃に豪雨が降ってきてガッカリしている方も多いことでしょう。お花見の予定が随分狂ってしまったのではないかと思います。
が、私(やこのへんの農家)にとっては恵みの雨でしたね、これが。
というのも、私がつくっている3箇所の田んぼの中の1つが、とても水が足りないところに当たっていまして、こういう雨でも降らない限り田んぼに水が張れません。ここは、取水口がある川自体にあんまり水が流れていないというところなんです。
そんなわけで、この時期に豪雨が降ってくれると大変有り難い! 雨の中、ホッと胸をなで下ろしながら、代掻きをしてきました(もちろんずぶ濡れにはなるんですが…。トラクターに屋根はありますけどね)。
一応、知らない方のために説明しておきますと、「代掻き」というのは、水を入れた田んぼをトラクターで掻き回すことで泥を平らに均し、また泥を細かくトロトロにするという作業です。田んぼをつくる上で最も重要な作業なんじゃないかと思います。
というのは、泥が平らになっていないと水がかからないところが出来て、そこに雑草が生えるわけです。田んぼを作り始めた頃、代掻きを甘く見て雑草がたくさん生えて、大変に苦労したことがあります…。それだけではなく、代掻きがちゃんとできてないと管理がちゃんとできなかったり、生育がばらついたり、作業性が落ちたり…よくないことばかりになりますね。
そんな大事な作業を、降るかどうかもわからない恵の雨に頼っているというのがなんとも原始的ですが、これまで何十年も(※)それでやってきているわけですから、意外と毎年なんとかなるのかもしれないですね。
少なくとも今年もなんとかなりました!
※「何百年」の間違いじゃないかと思うかも知れませんが、この時期に田植えをする「早期水稲」が始まったのは何十年という話です。
ちょうどお花見シーズンで、しかも桜がなかなか咲かなかった年でもありまして、せっかくポツポツ咲き始めた頃に豪雨が降ってきてガッカリしている方も多いことでしょう。お花見の予定が随分狂ってしまったのではないかと思います。
が、私(やこのへんの農家)にとっては恵みの雨でしたね、これが。
というのも、私がつくっている3箇所の田んぼの中の1つが、とても水が足りないところに当たっていまして、こういう雨でも降らない限り田んぼに水が張れません。ここは、取水口がある川自体にあんまり水が流れていないというところなんです。
そんなわけで、この時期に豪雨が降ってくれると大変有り難い! 雨の中、ホッと胸をなで下ろしながら、代掻きをしてきました(もちろんずぶ濡れにはなるんですが…。トラクターに屋根はありますけどね)。
一応、知らない方のために説明しておきますと、「代掻き」というのは、水を入れた田んぼをトラクターで掻き回すことで泥を平らに均し、また泥を細かくトロトロにするという作業です。田んぼをつくる上で最も重要な作業なんじゃないかと思います。
というのは、泥が平らになっていないと水がかからないところが出来て、そこに雑草が生えるわけです。田んぼを作り始めた頃、代掻きを甘く見て雑草がたくさん生えて、大変に苦労したことがあります…。それだけではなく、代掻きがちゃんとできてないと管理がちゃんとできなかったり、生育がばらついたり、作業性が落ちたり…よくないことばかりになりますね。
そんな大事な作業を、降るかどうかもわからない恵の雨に頼っているというのがなんとも原始的ですが、これまで何十年も(※)それでやってきているわけですから、意外と毎年なんとかなるのかもしれないですね。
少なくとも今年もなんとかなりました!
※「何百年」の間違いじゃないかと思うかも知れませんが、この時期に田植えをする「早期水稲」が始まったのは何十年という話です。
2017年4月2日日曜日
資源ゴミをスマートに収納するアイデア
最近ずっと宣伝じみた投稿が続いていたので、たまには「田舎暮らし」のことも書きたいと思います。
もう昨年のことになっちゃいましたが、先日写真のような木の箱を作りました。
これは何なのかというと、実は資源ゴミを入れておくためのものなんです。
というのは、我が南さつま市では、資源ゴミの回収が月に一度しかありません。資源ゴミはダンボールや雑誌といった紙類やビン・カンはもちろろんですが、弁当ガラや白色トレイ、ペットボトルなどのプラスチック容器全般も含まれていて、これが結構な量になるので、1ヶ月も溜めるとかなりかさばります。
しかも! カンやペットボトルなどを「つぶしてはいけない」という決まりになっているのでなおさらかさばるわけです。
うちでは、こういうかさばる資源ゴミを農作物の収穫コンテナに入れてたんですが、これは見た目も悪い上、やっぱり邪魔になるんですよね。重ねると下の段には入れるのがめんどくさくなるし(資源ゴミも細かく分別しなくてはならないので箱ごとに内容が違います)。
そんなわけで、資源ゴミを入れるコンテナ、を入れるための外枠を作ったわけです。この外枠にコンテナが引き出しとして4つ入ります。こうしたらゴミの上にもスペースができるので、資源ゴミをさほど邪魔に感じなくなりました。
ちなみに、ほとんどうちに残っていた廃材・端材を使って作ったので、2500円くらいでできました。
でもそのおかげで(?)、中はスカスカしているので構造的にちょっと弱く、思ったほどスムーズにコンテナの引き出しができなかったのが残念…。まあ実用上は問題ない程度ですけどね!
南さつま市やお隣の南九州市では資源ゴミ回収が月1回なので、みなさん資源ゴミの保管に苦労していると聞きます。というわけで、こういう外枠があったら便利ですよ!
もう昨年のことになっちゃいましたが、先日写真のような木の箱を作りました。
これは何なのかというと、実は資源ゴミを入れておくためのものなんです。
というのは、我が南さつま市では、資源ゴミの回収が月に一度しかありません。資源ゴミはダンボールや雑誌といった紙類やビン・カンはもちろろんですが、弁当ガラや白色トレイ、ペットボトルなどのプラスチック容器全般も含まれていて、これが結構な量になるので、1ヶ月も溜めるとかなりかさばります。
しかも! カンやペットボトルなどを「つぶしてはいけない」という決まりになっているのでなおさらかさばるわけです。
うちでは、こういうかさばる資源ゴミを農作物の収穫コンテナに入れてたんですが、これは見た目も悪い上、やっぱり邪魔になるんですよね。重ねると下の段には入れるのがめんどくさくなるし(資源ゴミも細かく分別しなくてはならないので箱ごとに内容が違います)。
そんなわけで、資源ゴミを入れるコンテナ、を入れるための外枠を作ったわけです。この外枠にコンテナが引き出しとして4つ入ります。こうしたらゴミの上にもスペースができるので、資源ゴミをさほど邪魔に感じなくなりました。
ちなみに、ほとんどうちに残っていた廃材・端材を使って作ったので、2500円くらいでできました。
でもそのおかげで(?)、中はスカスカしているので構造的にちょっと弱く、思ったほどスムーズにコンテナの引き出しができなかったのが残念…。まあ実用上は問題ない程度ですけどね!
南さつま市やお隣の南九州市では資源ゴミ回収が月1回なので、みなさん資源ゴミの保管に苦労していると聞きます。というわけで、こういう外枠があったら便利ですよ!
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