2018年9月28日金曜日

病気が多発、その上台風も…。

来ますね、台風が…。

最近の農作業は、秋かぼちゃに奔走しておりましたが、これもどうなるか…。

かぼちゃ畑では、一見、かぼちゃが調子よく育っています。実は、昨年よりも規模を縮小した分、それほど作業に追われることもなく、台風がこれまで来なかったということもあって、この数年の中では一番整然としたかぼちゃ畑を作ることができました。

が、実はそれも「一見」そう見えるに過ぎません。

一歩畑に入ると、病気が多発している有様です。

 一番酷いのがこの写真のような症状。これは「白斑病」と言います。これに罹ると、ツルがやがて枯れて行ってしまい、仮に果実をつけたとしても、果実に白いポツポツ(白斑)が出来て商品価値がなくなります。

この病気は高温過湿によって蔓延するものなのですが、今年はとても雨が多くて、一週間とカラリと晴れることがなく、田んぼ跡は過湿気味でした。 もちろん農薬を撒布して抑えるのですが、雨が2日くらい続くとまた症状が再発するような感じで、かなり病状が進行してしまいました。こうなると、マトモに収穫することすら怪しいですね。

それに、病気が一つはびこると、連鎖反応的に他の病気も誘発するのが怖ろしいところで、弱った植物がさらに弱っていくという負のスパイラルに陥ります。そんなことで、圃場がかぼちゃの病気の見本市のような状況になってしまいました。こんな年は初めてです。

そんなわけで、例年よりも管理は丁寧に出来たのに、なぜか例年よりもかなり残念な畑になっちゃっています。

そんな中、台風がやってきますね…。私に引導を渡しに来るんでしょうか。今日、一応防風シートをかぼちゃ畑にかけておきましたが、全体を覆っているわけではないのでまあ気休めみたいなものです。相当な被害はあるでしょう。もはや、半分穫れれば御の字、という気分になってきました。

台風が、せめてちょっとでも逸れていってくれることを祈るだけです。みなさんも被害などありませんように。

2018年9月18日火曜日

9月23日は「維新dancin' しやくしょマルシェ」!



告知です!

9月23日(日)、加世田で行われる「しやくしょマルシェ」というイベントに出店します!

このイベント、「しやくしょ」を冠していますが、加世田市役所が工事中で使えないので、加世田の本町公園で行われます。「しやくしょマルシェだけど、市役所じゃない」まずそこをご注意ください。

実はこのたび本町公園がキレイにリニューアルされていて、(完全には工事が終わっていないようですが)そのお披露目も兼ねているみたいです。芝生になって、今っぽい感じに生まれ変わっていますよ!

あと、ご注意いただきたいのが、周辺の交通規制!

本町公園前の道が通行止めになります。駐車場は、第1駐車場が市役所横の河川敷駐車場、第2駐車場が加世田運動公園駐車場(シャトルバスあり)。

ということで、お車でお越しの際は、会場に直接乗り込むのではなく、こちらの駐車場にお願いいたします。

当日「南薩の田舎暮らし」は、「つばめ文庫」と共に、仮想「石蔵ブックカフェ」として出張販売します。 もちろん、出張販売なので石蔵でもなんでもないのですが、コーヒーと、古本と、ちょっとした焼き菓子などで一息入れていただければと思います。

同じ並びのブースには、「南さつま市立図書館」も出店して無料の廃棄本も配られる予定です。タダで本をゲットしちゃってください(笑)

ところでようやく本題なんですが(笑)!

そもそもこの日に加世田では市のお祭りである「南さつまフェスタ」というのがあり、このイベントはそのサテライトイベントとして位置づけられているものです(「南さつまフェスタ」の会場は、本町公園から歩いて3分くらい)。

で、その「南さつまフェスタ」になんと、鹿児島実業新体操部がきて、あの「維新dancin' 鹿児島市」を踊ってくれるそうです!! うちの子もやってます、「いしん だんしん か〜ごしまっし〜!」これは観ないとです!! (14:05〜14:20くらいとのこと)

「ここは南さつま市で、鹿児島市じゃないじゃん!」そのとおりです!

しやくしょマルシェだけど市役所じゃない、石蔵ブックカフェだけど石蔵じゃない、維新dancin' 鹿児島市だけど鹿児島市じゃない、というなんとも倒錯した日になりそうです!!(笑)

【イベント情報】おさんぽ しやくしょマルシェ- petit picnic -
日時:2018年9月23日(日) 10:00〜16:00
場所:本町公園(南さつま市加世田本町41-4)
https://www.instagram.com/shiyakusyo_marche/

【イベント情報】南さつまフェスタ
日時:2018年9月23日(日) 10:00〜20:00
場所:加世田ゆめぴか本町通り
http://www.city.minamisatsuma.lg.jp/shimin/oshirase/e021160.html

2018年9月12日水曜日

ブルックリンスタイル風の本棚をDIY!

久しぶりにDIYしました!

この本棚。今流行りの、いわゆる「ブルックリンスタイル」の大型の本棚を自作しました。

黒い鉄パイプの部分は農業用ハウス部材(亜鉛メッキ直管)を使っていて、棚板は以前納屋の天井板をとっぱらったときに出た廃材を使っています。

だから天井まであるかなり大きな本棚ですが、製作費は1万2000円ほどで抑えられました!(ハウスパイプ=5,000円、塗料=5,000円、その他=2,000円くらい)

でも製造期間はものすごーく長くて、半年以上かかりました…。忙しくて作業ができなかった期間の方が長いので、半年以上ずっと作っていたわけではないですけど。まあそれでも、これまでDIYした中で一番長くかかった作品。

それほど長くかかったのは、こういう鉄パイプで作る家具は木工と違って組み立てに自由度が少ないので、ああでもないこうでもないと設計に思案したり、鉄パイプに垂直・直角に穴をドリルで開けるのに苦労したり、強度のことで悩んだりしたからです。実際、ややグラグラしますし(でも天井に固定しているので倒れたりはしないはず…)、木の頑丈な本棚よりはずっと華奢な使用感です。溶接じゃなくてボルトで固定しているというのが華奢な原因かもしんないです。

それからもうひとつ時間がかかったのが、廃材を利用したから。

ひび割れたり、欠けたり、厚みが違ったりする廃材から、使える部分を切り出して成形して…という作業にも、結構時間がかかりました。やっぱり綺麗な木材を買ってくる方が断然早くて正確な作業ができます(当たり前)。

でも、この廃材は50年以上前の杉板なんですが、今の杉板とは違って薄くても強度があって(たぶんメアサ杉だからでしょうね)雰囲気もいいと思います。ところどころ、元々の割れや欠けが表に出ているところがありますけどそれも含めて気に入りました!

ところで、こうして大型の本棚を作ったのは、今までクローゼットにしまいっぱなしになっていた本を陳列するためなんです。本は読まなくてもいいですけど、飾らないのは絶対ダメですからね(持論)。

「石蔵ブックカフェ」を始めてから、読む読まないにかかわらず(笑)定期的に本を購入しているため、本が増えてきたというのももう一つの理由です。

そういえば「石蔵ブックカフェ」が始まったのが2017年の10月ですから、次回の9月回でちょうど1年間やったことになります。次回のテーマは「日々、旅」。

つばめ文庫さんから、旅をテーマにしたいという話があったので、松尾芭蕉『おくのほそ道』の序文「日々旅にして、旅を栖(すみか)とす」から取って、「日々、旅」というテーマにしてみました。人生そのものを「旅」ととらえた松尾芭蕉の思想が要約された一文ですよね。

そんなわけで9月14日の「石蔵ブックカフェ」にもぜひお越し下さい。

石蔵ブックカフェ
https://so1ch1ro.wixsite.com/ishigura-bookcafe

2018年9月8日土曜日

ゆうパック、お世話になりましたが…。

ネットショップでの商品の配送方法を、ゆうパックから佐川急便に徐々に変更しています。

実は、ネットショップを始めた当初は佐川急便を利用していたので、戻っただけなんですけどね。

どうして佐川に戻したのかというと、 なんと「ゆうパックの集荷がなくなってしまった」からなんです。

まあ、正確に言えば完全に集荷しなくなったわけじゃありません。最寄りの郵便局(大浦郵便局)に連絡すれば、配達員の方がバイクで取りに来てはくれます。必要とあらば、バンでも来てくれるみたいです。しかし、これまでのように基幹郵便局(ここの場合加世田郵便局)のゆうパックの集荷担当の方が来てくれることはなくなりました。

配達員の方が来てくれるんだからいいじゃん! と思うかもしれませんが、配達員の方に来てもらうのは非常に気が引けます。彼らにとっては完全に余計な仕事で、配達やポスト集配のスケジュールも崩してしまう。

また、集荷を依頼しないで郵便局まで持っていけばいいじゃん! と思う方もいるでしょう。実際、ちょくちょく持って行ってますしね。でも軽トラックでは雨天時は運べませんからね…。ちなみに後納契約だと持込割引もないですし。

ともかく、集荷がなくなっちゃったら本当に困るわけですよ。完全に利用できないわけじゃないけど不便。

しかもですよ! 今般ゆうパックは劇的な料金値上げが実施されたばかりで、以前も書きましたけど、例えばお米10kgを東京に配送する場合、これまで957円だったのが、1,232円になりました。いきなり30%近くも値上がりしたんです。それなのに、集荷がなくなっちゃうとはこれ如何に! 加世田地域は集荷しているのに、大浦地域は集荷しないんだそうです。これが「合理化」ってやつか。

人口減少、ってこういうことなのかもしれません…。

料金の値上げは、まあこのご時世だし仕方ないか、と受け入れていたんです。「人件費の高騰」とよく言われますが、値上げで配達員さんの待遇改善になるのならいいことですしね。でも、配送料金がこんなに上がったのに、給料がよくなったとは一言も聞かない。本当に、配達員さんたちの懐に還元されているんでしょうか。

まあそれはそれとしても、集荷がなくなってしまってはゆうパックを使い続けるのは困難なわけです。もともと、ゆうパックの送り状作成ソフト「ゆうプリR」の使い勝手(完成度)が超絶よくないという事情もありましたし、佐川急便の方が料金も少し安い上、土日も集荷してくれますので、私には佐川急便に変えない理由がないのです。

そんなわけで、いろいろお世話になったゆうパックですけど、今般乗り換えを決断した次第です。

今はまだ、ゆうパックと佐川急便が混在している状態ですが、徐々に佐川急便に一本化していきたいと思います。よろしくお願いします。