2014年4月16日水曜日

今年の田植え


今日は、田植えをしました。南薩は早期米の産地なので4月が田植えシーズンです。

イマドキ珍しいかもしれませんが、2条植え歩行田植機を使っています。先輩農家Kさんからもらった、昭和50年代から使われている「アンティーク」の田植機です。一見ポンコツですけどエンジンは元気で、軽快に植えることができました!

田んぼは仕事というより、「田舎モノの嗜み」としてやっているのですが、それでも4反(40a)ほどありますから、一家で食べられる量ではありません。親戚に買ってもらったり、昨年は農協にも出荷しましたがそれでも余り気味です。

せっかく作るのに余ってしまったらもったいないので、利益はないかもしれませんが、今年は販売もしていけたらなあと思っています。

そこで、というわけでもないのですが、無農薬・無化学肥料に挑戦してみることにしました。昨年も無農薬でしたが、今年はさらに無化学肥料でやってみます。

お米の場合、無農薬だと何が大変かというと、田んぼの草取りを頑張らないといけないんですよね。昨年は旱魃の年だったこともあり、草がひどすぎて途中で草取りをあきらめ、結局草ボウボウの田んぼになっちゃいましたけど、今年はどうなることやら…。

無化学肥料だとどうなるか? 私も実はよくわかりません。無化学肥料といっても、有機質肥料は入れていて、昨年の冬に鶏糞をどっさり投入しましたし、今年もボカシ肥を与えているので、それなりに肥料成分は補給されているはずです。でも化学肥料のように肥料成分の計算ができていないので、必要十分かがよくわかりません。もし生長があまりに悪かったら、化学肥料を追肥してしまうかもしれません…。

ところで、無農薬・無化学肥料のお米なら美味しいこと間違いなし! とは、私は思っていないんですよ。農薬とか化学肥料がどれだけ風味に影響しているのか、実際のところよくわかりません。たぶん、ほとんど影響していないんじゃないでしょうか。それよりも、天候と管理をキッチリやったかどうかの方が重要な気がします。

でも、無農薬・無化学肥料のお米、つまり「有機栽培米」(※この名称を使うには認証が必要)は随分高いですよね。相場は、品種やブランドにもよりますがだいたい1kgあたり1000円程度します。それだけ需要があるんでしょう。私の場合は、ほとんど趣味みたいなものですし、認証も受けていませんし、こんな高値で売るつもりは全然ありませんが、何か面白い(?)売り方ができたらと思っています。

私の作るお米、需要があるといいんですけどねー…。販売面でグッドアイデアがあったら教えてください。

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