2020年7月22日水曜日

一日中、立ったり座ったり

7月のはじめから、柑橘類のテッポウムシ(ゴマダラカミキリ)防除をやっています。

このブログでもたびたび書いてきましたが、このテッポウムシという虫は、自然栽培だろうが無農薬栽培だろうが、柑橘栽培においては絶対にやっつけないといけない虫です。

この虫は、根元の樹皮の中に卵を産み付けて、それが樹皮の中を食い破りながら成長するので、放っておくと樹の中身がトンネルだらけになってしまい、アッと言う間に枯れてしまうんです。というか私も今まで何本も樹を枯らしてます…。

なお、私は無農薬で柑橘を作っていると標榜していますが、テッポウムシの防除だけは薬剤を散布しております。地域全体で共同防除をすることになっているので、自分だけ農薬をかけなかったら他の人に迷惑になるからです。ちなみに根元に散布するので、果実の方には一切農薬はかかっていません。

でも農薬をかけたら防除は終わりかっていうと、実は全然そうではありません。むしろそれから後の方が本番。

というのは、卵は樹皮の中に産み付けられるので、農薬では完全にやっつけることができないのと、農薬をかけた後にも、順次新しい卵が産み付けられていくからです。なので、私はこの時期、一日中這いつくばって、卵や幼虫を番線(ハリガネ)でプチプチつぶしていくわけです。

最初は卵や幼虫がどこにあるのか全くわからなかったのですが、今ではパッと見ただけで樹皮の中のどこに卵や幼虫がいるかほとんどわかります。なので、最初の頃に比べて作業効率は格段に上がりました!

ところが、今年は随分手間取っております。なぜか?

すっごく膝が痛いんです…(苦笑)

一日中這いつくばっているだけならたぶん大丈夫なんです。でも実際は移動するとき立ち上がるので、立ったり座ったりを繰り返します。これが、膝の関節にも筋肉にもものすごい負担…! 去年まではそんなにきつくなかったのになあ…。これがアラフォーの呪いというやつか。「ぐるぐる、ぐるぐる、グルコサミン」とか言ってる理由がわかりました(笑)

というわけで、ようやく一巡目の終わりが見えてきました。しばらくして、二巡目も行きたいと思います(でも思いの外時間がかかったので、二巡目ができるか怪しくなってきました…)。

2020年7月1日水曜日

春かぼちゃの結果は散々でした

春かぼちゃの収穫、全部終わりました。

結果から言うと、今季は散々な出来でしたね〜…。

過去3年くらいの平均は、完熟230ケース+適熟50ケース=農協出荷280ケースくらいある感じでした。

それが今年、完熟161ケース+適熟25ケース=186ケースだったので、平年より100ケースくらい少ないということになります。随分成績が悪かった!!

原因は、遅霜です。

【参考記事】今の時期にかぼちゃが霜で大被害…!

まあ、遅霜の被害を受けた割には、収穫があってよかったんじゃない? という見方も可能ですね。たぶん潰滅した方もいたでしょうし…。実際、自分の管理は例年に比べて行き届いていた自信があります。

それでも散々な出来になっちゃうのが、天候に翻弄される農業の怖ろしいところ。自分が頑張っても天気に恵まれないとダメなのは、悠久の昔から変わらない農業の真理です。

ちなみに、適熟かぼちゃが少なかったのには、大雨被害もありました。いつもなら50ケースは収穫できる適熟かぼちゃ。それが今年は半分しかなかった。(適熟=完熟まではしてないという意味。)たぶん雨のせい。

実は、1週間ほど前までは、50ケースの収穫を見積もっていました。ところがここへきて、とんでもない豪雨が何日も…。今日畑に行ったら、案の定、腐りまくっていたわけです…トホホ。こんなことになるなら、1週間前に収穫しちゃえばよかったですね(一応、着果からの日数とかあるんですけど)。

ところで、今年初めて試験的に作ってみた品種「栗五郎」かぼちゃ(写真)は、他に比べるとやや成績が良かったです(豊作とは言えないですが、少なくとも霜被害を受けていない)。

まだ食べてはいないんですけど、A品率が高くて、肥大も良好なので、これは将来有望な品種かも!って思いました。秋かぼちゃでは、「栗五郎」を3分の1くらい作ってみようと思っています。

春かぼちゃの結果は散々でしたが、こういうことには慣れているので全く気にはしていません(少しは気にした方がいいけど(笑))。これからは天候に恵まれますように!