2020年7月1日水曜日

春かぼちゃの結果は散々でした

春かぼちゃの収穫、全部終わりました。

結果から言うと、今季は散々な出来でしたね〜…。

過去3年くらいの平均は、完熟230ケース+適熟50ケース=農協出荷280ケースくらいある感じでした。

それが今年、完熟161ケース+適熟25ケース=186ケースだったので、平年より100ケースくらい少ないということになります。随分成績が悪かった!!

原因は、遅霜です。

【参考記事】今の時期にかぼちゃが霜で大被害…!

まあ、遅霜の被害を受けた割には、収穫があってよかったんじゃない? という見方も可能ですね。たぶん潰滅した方もいたでしょうし…。実際、自分の管理は例年に比べて行き届いていた自信があります。

それでも散々な出来になっちゃうのが、天候に翻弄される農業の怖ろしいところ。自分が頑張っても天気に恵まれないとダメなのは、悠久の昔から変わらない農業の真理です。

ちなみに、適熟かぼちゃが少なかったのには、大雨被害もありました。いつもなら50ケースは収穫できる適熟かぼちゃ。それが今年は半分しかなかった。(適熟=完熟まではしてないという意味。)たぶん雨のせい。

実は、1週間ほど前までは、50ケースの収穫を見積もっていました。ところがここへきて、とんでもない豪雨が何日も…。今日畑に行ったら、案の定、腐りまくっていたわけです…トホホ。こんなことになるなら、1週間前に収穫しちゃえばよかったですね(一応、着果からの日数とかあるんですけど)。

ところで、今年初めて試験的に作ってみた品種「栗五郎」かぼちゃ(写真)は、他に比べるとやや成績が良かったです(豊作とは言えないですが、少なくとも霜被害を受けていない)。

まだ食べてはいないんですけど、A品率が高くて、肥大も良好なので、これは将来有望な品種かも!って思いました。秋かぼちゃでは、「栗五郎」を3分の1くらい作ってみようと思っています。

春かぼちゃの結果は散々でしたが、こういうことには慣れているので全く気にはしていません(少しは気にした方がいいけど(笑))。これからは天候に恵まれますように!

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