2019年9月7日土曜日

秋かぼちゃは今年もトラブル続き…。

秋かぼちゃが始まっています。が、開始早々からトラブル続きです。

最初は、カラス被害。

カラスって、かぼちゃの芽が出たばかりの頃、それを引っこ抜くのが好きなんです。例年は、私はほとんど全くカラス被害には遭っていなかったのですが、今年はかなりカラスにやられてしまいました。ある日畑に行ってみたら、ドバーっと引っこ抜かれておりましたよ…。

正直、カラスがなんでこんなことをするのか見当がつきません。雑草の芽を抜いてくれりゃいいのに…。たぶん人間が困ってるのを見て楽しんでるんだと思います。性格、悪〜!

でも狩集農園さんにちょうどよい苗が余っていたので、それを補植することができたのが救いでした。

次に、芽が出ない問題!

田んぼ跡の圃場にタネを播いた日から、3日くらい雨続きだったんですが、こうなるとタネがずっと浸水して窒息しちゃうわけです。それで、芽が出ない。一番酷いところは、発芽率が15%未満でした。ってほとんど出てない。慌ててセルトレイに500粒タネをまき直しました。この時点で既にかなり遅れ気味ですが、収穫ゼロよりは遅れてもなにがしか収穫できた方がマシです。

そして、今回の台風(がちょこっとかすった)!

正直、舐めてました…。せいぜい風速10mくらいだろ、と。でも、かぼちゃって、発芽して1週間くらいした頃が、一番ポキッと折れやすい時期なんです。その一番脆弱なタイミングで台風が来てしまったため、たかが風速10mでポッキポキに折れてしまいました。2割くらい…。これも先述の500粒のセル苗で補植しましたが、もうかなり定植が遅れてしまいました。定植後から続く雨(今年、雨降りすぎじゃないですか…?)で、ただでさえ生育が悪いというのに。

秋かぼちゃの場合、どんどん気温が下がっていく時期に生育するため、ちょっとの遅れが後々にはかなりの遅れになり、結果的に収入がかなり減ることになります。でもそれ以上に「生育が揃わない」「初期生育が悪い苗は後々も弱く、病気の原因になる」など悪いことがいっぱい…!

天候に恵まれれば、作業は楽でしかも収入も多い。でも天候に恵まれないと、作業は大変でしかも収入は少ないという二重の打撃。まさに今年は(も?)そんな二重の打撃がありそうな予感。

今からでも遅くはないので、天候に恵まれることを祈っています。