「石蔵古本市」には、南さつま市立図書館もご協力いただいています!
12月11日(日)の11:00より、除籍本の無料配布をしていただくんです。つまり、いらなくなった本をタダで配ってくれます!
除籍本の無料配布は図書館で定期的に行われていますが、いつも人気のイベントですよね。最近は行っていませんが、以前はその日だけ図書館に黒山の人だかりがよくできていました。本がタダで手に入る! というのはとっても魅力的なことです。
私も、こちらへ越してきて間もない頃、図書館の除籍本無料配布に行って、とってもいい本をゲットしたことがあります。それは、河出書房新社から出ている「生活の世界歴史」シリーズ全10巻!
このシリーズは、政治史や国際紛争史がメインとなる普通の世界史とはうって変わって、人々の生活そのものの歴史を振り返るという画期的な叢書です。とはいっても、無料配布のイベントで目にするまで、このシリーズのことは知りませんでした。こういう出会いがあるから古本(除籍本も一種の古本ですよね)の世界は面白いです。
ところで、南さつま「市立」図書館が、「南薩の田舎暮らし」のような弱小団体のイベントにご協力してくれるなんてすごいことだと思いませんか? 実は南さつま市の図書館は、「ぬいぐるみのおとまり会」とかコンサートみたいな、ちょっと変わった活動もしている意欲的なところなんです。運営は、指定管理者でTRC(図書館流通センター)が行っています。
古本も面白いですが、図書館も地域にはとっても大事なところですよね。田舎の図書館は正直蔵書数などの面で十分ではないところが多いと思いますが、もっと充実させていってほしいと切望しています。
というわけで、「石蔵古本市」の3日目、12月11日の昼は南さつま市立図書館も参加してくださるので、無料本の配布をお楽しみに!
※配布の終了時刻は16:30を予定しています。
【情報】
「石蔵古本市—万世*丁子屋石蔵」
日時:12月9日(金)-12日(月)10:00-17:00(初日13:00〜、最終日〜15:00)
場所 :南さつま市加世田万世 丁子屋石蔵
参加古書店:あづさ書店 西駅店、泡沫(うたかた)、古書リゼット(レトロフト内)、特価書店、つばめ文庫
協力:南さつま市立図書館(12月11日(日)11:00より、会場にて除籍本の無料配布を開催)
主催:南薩の田舎暮らし
★Facebookイベントページでも順次案内を差し上げる予定です。
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