2018年9月12日水曜日

ブルックリンスタイル風の本棚をDIY!

久しぶりにDIYしました!

この本棚。今流行りの、いわゆる「ブルックリンスタイル」の大型の本棚を自作しました。

黒い鉄パイプの部分は農業用ハウス部材(亜鉛メッキ直管)を使っていて、棚板は以前納屋の天井板をとっぱらったときに出た廃材を使っています。

だから天井まであるかなり大きな本棚ですが、製作費は1万2000円ほどで抑えられました!(ハウスパイプ=5,000円、塗料=5,000円、その他=2,000円くらい)

でも製造期間はものすごーく長くて、半年以上かかりました…。忙しくて作業ができなかった期間の方が長いので、半年以上ずっと作っていたわけではないですけど。まあそれでも、これまでDIYした中で一番長くかかった作品。

それほど長くかかったのは、こういう鉄パイプで作る家具は木工と違って組み立てに自由度が少ないので、ああでもないこうでもないと設計に思案したり、鉄パイプに垂直・直角に穴をドリルで開けるのに苦労したり、強度のことで悩んだりしたからです。実際、ややグラグラしますし(でも天井に固定しているので倒れたりはしないはず…)、木の頑丈な本棚よりはずっと華奢な使用感です。溶接じゃなくてボルトで固定しているというのが華奢な原因かもしんないです。

それからもうひとつ時間がかかったのが、廃材を利用したから。

ひび割れたり、欠けたり、厚みが違ったりする廃材から、使える部分を切り出して成形して…という作業にも、結構時間がかかりました。やっぱり綺麗な木材を買ってくる方が断然早くて正確な作業ができます(当たり前)。

でも、この廃材は50年以上前の杉板なんですが、今の杉板とは違って薄くても強度があって(たぶんメアサ杉だからでしょうね)雰囲気もいいと思います。ところどころ、元々の割れや欠けが表に出ているところがありますけどそれも含めて気に入りました!

ところで、こうして大型の本棚を作ったのは、今までクローゼットにしまいっぱなしになっていた本を陳列するためなんです。本は読まなくてもいいですけど、飾らないのは絶対ダメですからね(持論)。

「石蔵ブックカフェ」を始めてから、読む読まないにかかわらず(笑)定期的に本を購入しているため、本が増えてきたというのももう一つの理由です。

そういえば「石蔵ブックカフェ」が始まったのが2017年の10月ですから、次回の9月回でちょうど1年間やったことになります。次回のテーマは「日々、旅」。

つばめ文庫さんから、旅をテーマにしたいという話があったので、松尾芭蕉『おくのほそ道』の序文「日々旅にして、旅を栖(すみか)とす」から取って、「日々、旅」というテーマにしてみました。人生そのものを「旅」ととらえた松尾芭蕉の思想が要約された一文ですよね。

そんなわけで9月14日の「石蔵ブックカフェ」にもぜひお越し下さい。

石蔵ブックカフェ
https://so1ch1ro.wixsite.com/ishigura-bookcafe

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