2019年4月30日火曜日

初回の「石蔵アカデミア」は反省だらけ…!

撮影:宮本幸彦さん
4月27日、リニューアルした「石蔵ブックカフェ」で、「鍵盤楽器による半音階芸術史—16世紀からバッハまで」という講演を行いました。

これは、「石蔵ブックカフェ」(毎月第4土曜日開催)の時に「石蔵アカデミア」というミニ講座シリーズをやってみようという企画の初回で、初回であるためとりあえず自分が担当したというわけです。

テーマの「鍵盤楽器による半音階芸術史」が、あまりにもマニアックな内容のため、そもそも人を呼ぶことを考えていませんでしたが、意外にも20人以上の方に集まっていただきました。ありがとうございました!

しかし今回の講演については反省が多いです…!

まず、15:00〜16:00という予定だったのですが、実際にはこれを大幅に超過し、15:00〜16:45くらいという2倍の長さになってしまいました。かなり超過しそうなことは事前に予想していたため、講演の最初に時間をオーバーすることを予告はしていたのですが、それでも聴衆の方の予定を狂わせてしまって本当に申し訳ありませんでした。

そして、内容がちょっと難しすぎたようです。そもそもあまり人が来ると思ってなかったので、「分かる人だけ分かればいいや〜」というスタンスで資料を作っていたのが仇になりました。20人も人が来るならちゃんと理解される講演にしなくちゃですね…!

まあ、内容が濃いというのは自覚していましたよ。大学の音楽科などでは少なくとも5コマ分くらいかける話だったと思います。もちろん大学の授業と違って音楽理論などについてはほとんど触れませんでしたが。それにしても大量の情報の高速連打が1時間45分もぶっ続きでしたので、聞く方もかなり大変だったでしょうね。

とはいえ、今はなんとか講演を終えられたことに安堵しています。時間を大幅に超過したくせに、話せなかったことがたくさんあって若干いい足りない部分もありますが(!)、自分にとってもいい経験になりました。

改めて、お越しいただいたみなさまありがとうございました。これからも、「石蔵ブックカフェ」の開催にあわせて「石蔵アカデミア」をやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに次回5月25日(土)は、「ガンダム」がテーマです。バッハの次にガンダムが出てくる講座も珍しいでしょうね。ぜひお越し下さい。

【情報】
第2回 石蔵アカデミア:ガンダム〜「宇宙世紀編」を語る

“ガンダム”と聞いて何を思い浮かべるだろうか? ロボット?宇宙?はたまたプラモデル? 今年生誕40周年(!)を迎える同作品シリーズの魅力や見所を、特に人気の高い「宇宙世紀編」に絞ってお伝えしたい。ポイントは“人間模様”。そこには普遍的な人間像が描かれている—。

話 者:小村 勇一(つばめ文庫 店主)
日 時:5月25日(土)14:00〜15:00
場 所:南さつま市加世田 丁子屋石蔵(喜八蔵)
申 込:不要
参加費:石蔵ブックカフェで1ドリンクオーダー
https://so1ch1ro.wixsite.com/ishigura-bookcafe

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