2019年6月27日木曜日

7月15日のイベントで「幻のかぼちゃ」をこっそり販売します!

かぼちゃの収穫作業を開始しました!

今半分くらい収穫が終わりましたが、この調子でいくと収量は過去最高を更新しそうです!

品質の方も、梅雨がカラ梅雨だったために腐敗果やイボ果(表面にボチボチができる)も少なく、まあ割といい方だと思います。味については一つひとつ食べてみないと分かりませんが、少なくともうちで食べてるものに関しては十分美味しいです(笑)

さて、今さらですが改めて説明すると、私が作っているこのかぼちゃは、地域の特産品である「加世田のかぼちゃ」というものです。

これは品種名ではなくて、「加世田で作っているかぼちゃ」を意味するいわゆる「地域ブランド」です(「夕張メロン」とかと一緒)。品種は「えびす」という一般的なものなんですが、それを非常に丁寧に、手間を掛けて栽培することによって、バラツキのない高い品質を持つかぼちゃにしている、というのが「加世田のかぼちゃ」です。

この「加世田のかぼちゃ」は20数年前に「かごしまブランド」という地域ブランド認証の仕組みが出来た時、ちょうどその第1号に認定され、美味しいかぼちゃといえば「東の江戸崎、西の加世田」として全国的にも知られています。

ちなみにこの「東の江戸崎」というのは、茨城県稲敷市で作られている「江戸崎かぼちゃ」のことで、これは2015年に出来た国の地域ブランド制度(地理的表示保護制度)において認証を受けました。この認証を受けてる地域ブランドは全国にそれほどたくさんはないんですよ! 私は食べたことはないんですが、その栽培基準などみると「加世田のかぼちゃ」とほぼ同様の管理方法によって作られているようです。

【参考】江戸崎かぼちゃ|稲敷市観光協会
http://www.inashiki.com/miyage/edo-kabo/edo-kabo.html

というわけで、「加世田のかぼちゃ」は全国的にも著名な美味しいブランドかぼちゃなわけですが、そのほとんどが関東や関西に出荷されるため、当の鹿児島県民はほとんど食べた事がない、「幻のかぼちゃ」状態になっています。それどころか加世田でもあんまり売っていないので、地元民でも「加世田のかぼちゃを食べたことがない」という人はけっこういるんです。

まあ関東や関西で売った方が、高く売れますからね…。正直いって農家的には、東京で高く売って欲しいですし。

しかーし! そのせいで「加世田のかぼちゃ」のすごさが鹿児島県民に伝わらないわけです。

それはいかん。

そんなわけで、今年は久々に「加世田のかぼちゃ」をリアルでも販売します!

7月15日(月・祝)「あおぞら夏市、時々コーヒー@奄美の里」というイベントです。

このイベントは「コーヒーを楽しむ日」みたいな感じですが、いろんなお店が出店するみたいです。その中で「南薩の田舎暮らし × 狩集農園」としてうちも参加することになりました(なお狩集農園さんはお米を販売します)。

かぼちゃは、1個単位でも売りますが、その場での切り売りもする予定です(何しろかぼちゃって切るのが大変ですもんね!)。100gで60円を予定しています。スーパーで売っているかぼちゃが100g 50円くらいですから、別にそんなに高くはないですよ! さらに1個売りの場合は2kg玉800円とかなり値引きします。

ちなみに「加世田のかぼちゃ」は農協が商標を持っていて本当は個人では勝手に使えないため、当日は「こっそり」販売しますね(笑)

ネットショップでも予約を受け付けてますが、さすがに堂々と「加世田のかぼちゃ」とは言えないので(笑)こちらは「南薩かぼちゃ」として売っています!

【南薩の田舎暮らし】【予約販売】南薩かぼちゃ(1玉約2kg)

それでは7月15日は、「奄美の里」にかぼちゃを買いに来て下さい!!


【情報】あおぞら夏市、時々コーヒー@奄美の里
https://www.facebook.com/events/295754687971470/
日時:2019年7月15日(月・祝)※海の日 10:00~16:00
場所:シャン・ド・フルール Champs de fleurs(奄美の里内)
  (鹿児島市南栄1丁目8-1)
   https://goo.gl/maps/GFXSdMfnPRQe4yM78
参加費:入場無料



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