2021年1月10日日曜日

南薩も大雪の正月です。

皆さん、明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。

いやー、新年早々、日本中が大寒波に襲われていますね。ただでさえコロナ禍で大変な中、大雪でも全国各地に被害や問題が起こっていて波瀾の年明けとなりました。

今この時にも、不便されている方や困っている方がいらっしゃるのではないかと思います。早く雪が溶けますように。

南国、のはずのここ南さつま市大浦町でも、雪が積もりました。それもかなり。

1月8日の朝起きたらすっかり雪景色になっていたのですが、この日は子どもたちもまだ学校にも登校できましたし、午後からはちょっと溶けてきたような感じでした。

私自身も、「これくらいの雪なら大丈夫だろう」と思って、ブンタン園に行って仕事をしていました。その時撮ったのが冒頭写真です。途中で大量の牡丹雪が降ってきて、「このままでは軽トラを動かすことができなくなるのでは??」と焦りましたが大丈夫でした。

ところが、1月9日の朝に積もった雪はちょっと大変な量でした。

この日は土曜授業の日だったのですが、学校は臨時休校。いい判断だったと思います。

大雪警報が出ていたのである程度覚悟はしていましたけど…。

でも子どもたちは大喜び! 朝から庭に出て雪遊びに興じていました。そして、意外と家内が「かまくらを作りたい! どうせ作るならちゃんとしたやつを作りたい」と言いだして作ることに。

かなり寒くて、実際長靴の中の足は「寒い」を通り越して「痛い」中でした。にも関わらずかまくらづくりって体力を使うんですねー、ちょっと汗ばむくらいでした。足先はめちゃくちゃ冷たいのに…。

できたのは直径1メートルくらいのもので、小学校低学年の子供がようやく一人入れるくらい。でもけっこうしっかりしたのが出来て、いい思い出になりました!

それにしても驚いたのは、平地に降りてみると雪の量が全然少ない、ということです。

うちは、大浦町の中でも「久保」というちょっと山の方に進んだ集落にあります。「山の方」といっても、標高で言うと40メートルくらいです。ほぼ平地ですよね。

ところが、平地の集落「木連口」に降りてみると、あんまり雪がない…。

さらに干拓の方に行ってみると、ほとんど雪がない。

そして加世田の方に出てみると…全く雪なんかねーじゃねーか!!(1月8日の話です)

地形や位置のほんのちょっとの差でここまで違うとは…。台風とかもちょっと山の中に入ると激しい被害があったりしますが、雪も同じですね。

ところで、この雪での農作物への被害ですが、まだ確認していません。以前雪が降った時は何もありませんでしたが、今回は雪の量がすごいので、柑橘類の枝が折れていないか心配です。

また今回の降雪は、雪が積もっている時間が長いです。3日間くらいずっと雪があるわけですから、寒の傷みが出る可能性があります。せっかくの収穫シーズンなのに…。

雪が溶けたらポンカンの収穫作業を行う予定です。何も被害がありませんように!


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