2021年10月16日土曜日

古民家ブックカフェこと「そらまど」、本を入れる作業に入っています!

古民家ブックカフェこと「そらまど」の開店準備作業が続いています。

先日、本棚を作る作業が終わって、DIYでカウンターやこまごまとした什器などを作る作業に目途がついたので、次は本を入れる作業に入りました。

本はどこから持ってきているかというと、実は既にいろいろな方から寄贈していただいています。クラウドファンディングをした時に新聞やテレビに出たので、その時に「うちに本があるから寄附したい」というお申し出が10件くらいありました。

その時は、「今はまだ改修前のため受け入れ体制がないので、改めて連絡します」と言っていたのですが、その宿題を今ようやく手をつけ始めました。そんなわけで、こちらから本を取りにいったり、送っていただいたり、先方が持ってきてくださったりといろいろですが、徐々に本が集まってきています!

そうして集まってきた本を、作った本棚にどんどん入れていく作業です。なかなか楽しいです。そして、「そらまど」は図書室ではなくて古本屋なので、本の値段をつける作業もしなくてはなりません。 これはちょっと手間がかかります。…といっても、うちは本だけで利益を出す必要はなく、ネット販売もしないので、普通の古本屋に比べたら数分の一の手間で値付けをしております(手抜きとも言う)。

そして、値付けや本を入れる作業は、単に受け入れた順番通りに本棚に機械的に入れていたのですが、冊数が増えてくるに従って分野ごとに分けたり、ディスプレイも考えて棚を作っていく感じになってきました。

ということで、今日は元々あった違い棚をディスプレイ場所としてリメイクしてみました。この違い棚は当初の予定だと壊すつもりだったのですが、友人が「違い棚は室町時代から変わらない日本の完成したディスプレイ場所であり絶対に残すべき」というので、「それもそうだな」と思ってあえて工務店さんにも現状のままにしてもらえるよう頼んでいたのでした。

しかし棚はいいとして、そこの壁がベコベコになったうっすいベニヤだったため、壁だけはなんとかしないと貧相も貧相。そこで5mmのコンパネをその上から貼って下地とし、ウィリアム・モリス柄の壁紙を貼りました。「室町時代から変わらない日本の完成したディスプレイ場所」とはちょっとほど遠い出来になってしまいましたが(笑)、これもまあいいでしょう。

そして違い棚の上に、『世界の大思想』全45巻を並べてみたら、すごい迫力の場所となりました。買うかどうかはともかくとして、全集系が並んでいると古本屋感が増しますし、見た目にも面白いですね。いや、実際、こういうアンソロジー全集は読んでも面白いんですけどね。

しかし全体としては、まだこなれない感じが漂っていますので、もう少し工夫していきたいと思います。本を受け取りに行く作業も張り切ってやっていきます。

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