2022年6月30日木曜日

第2回そらまどアカデミア「川田達也の「いつもの」—古寺跡・お墓トーク—」!

第2回そらまどアカデミアを開催します!

題して「川田達也の「いつもの」—古寺跡・お墓トーク

最近、「内輪ノリみたいなイベントをするのはダサい」なんて言葉を聞きます。知り合いばかりで集まって、内向きの価値観でお互いを承認し合うような内容のイベントってダサいですよねー。

……が、敢えてやっちゃいます、そんな内輪ノリのイベントを。

そもそも、川田さんには、毎月の「石蔵ブックカフェ」でも准スタッフとしていつも片付けを手伝ってもらっていますし、プライベートでも「鹿児島磨崖仏巡礼」のパートナーでもあり、私にとっては、もやは身内のようなものです。

そんな川田さんに御登壇いただくんですから、内輪ノリにならない方がおかしい。今回ばかりは存分に内向きの価値観でお互いを承認し合いたいと思います(笑)

話の内容は、もちろん「古寺跡・お墓」についてですが、今回は特に「港町の古寺跡と石塔」について語ってくれるそうです。


川田さんとは、一緒に南薩の港町へ行って、墓地の探索をたびたびしています。どこに行っても墓地というのはそれぞれ個性的。特に港町は、独特のお墓文化があって面白いんです。

でも、何も予備知識のない人がいきなりお墓に行っても、どこがどう面白いのかはすぐにはわからない。私もそうです。その面白さを引き出してくれる川田さんがいるからこそ、私も何度もお墓の探索に行っちゃうんですね。そしてその面白さとは、昔(主に江戸時代以前)の人の信仰や生きざまを直接感じられる、ということだと私は感じています。その面白さは、決して内向きなものではなく、普遍的な価値があると思います。

さて、ご紹介が遅れましたが、川田さんとは何者か、についても説明しましょう。そうでないとまるきり「内輪ノリ」なので(笑)。

川田達也さんは、鹿児島の古寺跡(墓地)を探索し写真に納める「古寺跡写真家」です。お墓を撮ったら川田さんの右に出るものはいません。その成果は「薩摩旧跡巡礼」というブログで発表されています。

【参考】薩摩旧跡巡礼
http://nicool0813.blog.fc2.com/ 

その活動が評価され、『鹿児島古寺巡礼―島津本宗家及び重要家臣団二十三家の由緒寺跡を訪ねる―』という本を20代で南方新社から上梓されました。

墓を巡って在りし日の古寺に思いを巡らし、また古寺跡(墓)の美しさを写真で表現するという活動では、全国的に見て第一人者といって差し支えないでしょう。川田さんの面白さについては、横田ちえさんがブログにまとめていますのでぜひ読んでみてください。

【参考】廃仏毀釈の跡に見る美 鹿児島の廃寺跡を探し歩く写真家・川田達也さん|鹿児島フリーライターのブログ
https://shirokuma-shirokuma.hatenablog.com/entry/tatsuyakawada_interview

また、姶良市のあいらびゅーFM(89.1MHz)では毎週金曜日の12時より「たっつぁんのテラバナシ」という番組に出演しています。自分の持ち番組があるってすごいですよね。

今回、そんな川田達也さんに、魅惑の「古寺跡・お墓」の世界について存分に語ってもらいます。お楽しみに!

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第2回 そらまどアカデミア

川田達也の「いつもの」—古寺跡・お墓トーク—

講 師:川田達也

廃仏毀釈により失われたお寺の跡である「古寺跡」。そこには多種多様な形やデザインの石造物があり、土地独自の解釈がなされている。しかし先人が残してくれた豊かな文化もすっかり埋もれ、忘れられてしまった。そんな隠れた魅惑の世界を、豊富な写真をまじえて紹介する。

日 時:7月31日(日)14:00〜15:30(開場13:30)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名
要申込申込フォームより、または店頭で直接お申し込みください。※中学生以下は無料ですが申込は必要です。
問合せこちらのフォームよりお願いします。

<講師紹介>
1988年鹿児島市生まれ。京都府立大学文学部卒。古寺跡写真家。週に一回ラジオの人。大学在学中、鹿児島の廃仏毀釈を知り、卒業後に帰郷。以来鹿児島の古寺跡を撮り続けている。著書に『鹿児島古寺巡礼』(南方新社)。

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