次は坊津(ぼうのつ)へ足を伸ばしました。坊津は、古代から中世にたいへんに栄えた港町だそうです。藩政時代は、琉球との密貿易もやっていました。今では交通アクセスが悪いところですが、昔は薩摩の玄関口だったとか。これは坊津のシンボル双剣石!
坊津には、かつて一乗院というとても立派なお寺があったそうです。伝説ではものすごく古くからあるお寺だったと言われ、かつては薩摩三名刹の一つとされていました。でも明治初めの廃仏毀釈によって無残に壊されて、今では仁王像などが残っているだけです。一乗院跡は小学校の敷地になりましたが、その小学校も近年廃校になりました。
古くからの港町ということで、石段、石垣、小道、家並みが面白かったです。でもこんな道が狭くて坂が多いところは、自動車社会になってしまうと不便ですね。
丸木崎展望所からは坊津の街並みが一望できました。まるで沖縄のように海の色がきれいで透明度が高かったです。
(つづく)
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