2018年7月10日火曜日

次回のブックカフェ、テーマは「文豪」!

次回の「石蔵ブックカフェ」がものすごくオススメの内容なので、いつもはいちいちブログでは宣伝しないんですが、今回はあえて宣伝しちゃいます。

「石蔵ブックカフェ」は、万世の丁子屋石蔵でやっている月イチのブックカフェ。本については「つばめ文庫」さんが毎回約300冊の本を持ってきてくださっています。 持ってくる本は、毎回同じではないのはもちろん、「月替わり特集」と題して、毎月テーマを決めた選書のコーナーがあります。

【参考】これまでの「月替わり特集」
https://so1ch1ro.wixsite.com/ishigura-bookcafe/blank-1

それでですね、今度7月13日(金)に行われる「石蔵ブックカフェ」の「月替わり特集」が、なんと「文豪」!!

つばめ文庫さんの説明ではこうあります。
“文豪”と言ってみなさんは何を思い浮かべるでしょうか? どこかとっつきにくいイメージを持たれる人もいるかもしれません。文豪といえば世に知れた大作家たちで、名作を多数残していますよね。タイトルは知っていても実は読んだことがない作品が多い、という方も少なくないのではないでしょうか。この機会に名作を多読して周りに差をつけちゃいましょう?!
まさしく、この通りの人が多いんじゃないでしょうか。文豪の名作なんてあらかた読んでるよ〜なんて人は、よほどの読書好きか、特に19世紀から20世紀前半の文学が好きな人ですよね。なかなかいませんよ、実際そんな人は。

かくいう私も、若い頃は19世紀文学(特にヨーロッパの)には共感できない部分があり、正直言ってあまり文豪の作品は読んできませんでした。まあ、誰を「文豪」と認めるか、という問題はおいといてですね…。

しかし今になって、ようやく19世紀文学にも素直な気持ちで向かい合えるようになった気がします。きっかけは、2016年読んだバルザックの『知られざる傑作』でしょうか。バルザックを文豪でないという人はまずいないでしょうね!

『知られざる傑作―他五篇』バルザック著、水野 亮 訳
http://shomotsushuyu.blogspot.com/2016/11/blog-post_20.html

日本文学では、最近は幸田露伴がすごく気になってます。何はともあれ文章が素晴らしい。日本語を母語とする人間は、露伴の素晴らしい文章を読む幸福を避けているのは損ですよ!

『連環記』幸田 露伴 著 
http://shomotsushuyu.blogspot.com/2018/07/blog-post.html

ともかく、「文豪」と呼ばれた人々が、人類の遺産とも言うべき高峰のような作品群を残してくれています。それを受け継いでゆけるということは、現在に生きる我々にとって大きな喜びですよね!

そんな「文豪」の作品と出会えるのが、次回の「石蔵ブックカフェ」!(ようやく宣伝)

「つばめ文庫」さんは、日本と世界の詩集全集や、名著復刻日本文学全集を持ってくるそうですし、その他にも、古本屋ならではのお得価格で文豪の名作に親しむ機会になりそうです。楽しみですね…!

ちなみに、「南薩の田舎暮らし」ではかぼちゃを使ったお菓子を準備する予定です。残念ながら文豪とは何の関係もありませんが…(笑)

それでは次回の「石蔵ブックカフェ」7月13日(金)、丁子屋石蔵にてお待ちしています!

【情報】石蔵ブックカフェ
日時:2018年7月13日(金)10:00〜20:00
場所:丁子屋石蔵(南さつま市唐仁原6032)
https://so1ch1ro.wixsite.com/ishigura-bookcafe


※冒頭写真→By 小川一真 - http://www.jiten.com/index.php?itemid=3598, パブリック・ドメイン, Link


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