これまで作っていた畑の隣(耕作放棄地)を、縁あって借りることになったので、ブンタンを植えてみました。
といっても、そんなに広くはなく、細長い土地なのでたったの12本ですけど。
でもこのあたりでは、ブンタンをまとめて植える人は少ないので、ブンタンとしてはこれでも結構まとまってる方かもしれません。畑の端に1本、2本、という人が多いですね。
ところで、私は今ちょうどブンタンを食べているところです。収穫したのは2月始めくらいなので、収穫後1ヶ月以上寝かせました。「今になって?」と思うかもしれません。実際見た目はかなり悪くて、シワシワになっているし、正直まずそうな感じなんですけど、これが実はブンタンの食べ頃なんです。「ちょっとこんなに古くなっちゃっていいのかな…? と不安になるまで我慢です。
切ってみると意外なほどみずみずしく、酸味が抜けてブンタンの「旨味」(正確には旨味ではないですけどそうとしか表現のしようのない美味しさ)が口の中に広がります。甘くて美味しいというのではなく、酸っぱくて美味しいというのでもない、ブンタンならではの味ですね。これを私は「透明感の味」と呼んでいます。
ぜひこの美味しさを布教(!)したくて、2016年からブンタンを増やし始めました。
【参考】「透明感」の柑橘、お試しあれ
https://nansatz-kurashi.blogspot.com/2017/02/blog-post_11.html
今年植えたブンタンが収穫できるようになるのは、たぶん4年後ではないかと思います。その頃には、多くの方がブンタンの美味しさに目覚め、もっともっと増産しないと注文に追いつかないようになったらいいな〜と夢想しています。
お楽しみに!
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