先日、耕作地の共同作業でイノシシ除けの柵を設置しました。
鉄筋をハンマーで打ち込んで、ワイヤーメッシュをハリガネでくくっていくという作業です。こう書くと簡単そうですけど、ハンマーをずっと打ち下ろしていましたら肩がバッキバキになりました。
作業したのは4区画あって、区画毎にずーっと柵で囲っていきました。総延長は何キロくらいでしたかね〜。ちょっと数えてませんがやっとのことで設置が終わりました。
国の補助を使って設置を行うので、検査までに設置完了しておかなければなりません。年度内にやらないといけないので、結構大急ぎの作業でした。これに関しては、どうせ田植え前に設置していた方がいいので、まあ検査のあるなしにかかわらず今の時期の作業だったでしょうけどね。
これまでは、個別の農家が電柵でイノシシ除けをしていました。というか私も、昨年電柵を設置したばかりでした。ホントに、イノシシの被害が半端ないんですもん…!
【参考】遂に電柵を設置しました
https://nansatz-kurashi.blogspot.com/2018/05/blog-post.html
でも電柵というのは、漏電しないように常に草の管理が必要ですから、草の勢いが強烈な夏場は維持管理に苦労します。それに個別の農家がそれぞれ電柵を設置していたら、田んぼそれぞれを囲うことになってとっても非効率的です。それならば、区画全体を柵で囲っちゃった方がいいじゃん! というわけで今回の事業に至ったわけです。
しかしこの柵方式にも非常なるデメリットがあります。圃場と道が隔てられてしまうので、田植えの時に苗箱の補給がものすごくやりにくくなるのです…! そして、柵の内と外の往来がやりにくくなるので、圃場によっては水管理の際の手間が地味〜に増えそうです。それから草払いも内側からと外側からの2回必要になりますよね。要するに作業効率が落ちるわけです。まあ当たり前の話ですが。
でもこれでイノシシ被害を気にしなくて済むなら、まあ受け入れられるデメリットなのではないかと想像しています。とはいえ、実際に作業するのはこれから…! どのくらい不便になるのか。 そして本当にイノシシは入らないのか…!?
検証の一年になりそうです。
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