南さつま市役所加世田本所前の広場と駐車場を使って行われる、ハンドメイド雑貨中心のマルシェです。
コロナ禍でこういうイベントは見合わせが続いていましたが、今回はほぼ平常の通りの開催となりました。3年ぶりじゃないでしょうか。開催できただけでも嬉しいですね。
私たちにとっても、野外イベントの出店自体が3年ぶりくらいでした。そのため、どんな準備をすればよいのかすっかり忘れており、当日までの準備にだいぶ手間取りました。
しかも、今回は「books & cafe そらまど」としては初めての出店です。なのでドリンクスタンドだけでなく本の販売もあります。というわけで、過去最高の物量(搬入量)とも格闘する羽目にもなりました。
具体的には、直前まで本をどのように陳列したらいいのか悩みました。本棚を持っていけばいいのですが、ちょうどいい本棚はないし、かといってわざわざ作ったり買ったりするのはコストが…。そんなわけで開催1週間前まで本の陳列方法が決まらず!
しかし古いモロブタを立てかけて使えば、いい具合に本が並べられるんじゃないかと突然思いついて、3日前くらいにモロブタ本棚を慌てて作りました!(ちなみに「モロブタ」って方言なんですかね?)
というわけでなんとか本も陳列することができ、多くの方に本を見ていただくことができました。モロブタ本棚は思った以上によかった!そして正直言うと、「このご時世、本は売れないに違いない」と思って、飾りくらいに考えていたのですが、意外と本を買う人が多かったです。普段とは違ったお客さんの層と出会えるのがマルシェのいいところですね。
それから今回、マルシェに久しぶりに出店して思ったのが、運営側の苦労です。当日までのいろんなアイテムの準備、告知、ポスター貼り、出店者への各種案内…、そしてもちろん、当日は駐車場の誘導まで! そういう地味な仕事を一つひとつやっていって、ようやく開催できるのがこういうイベントです。
私自身、いろんなイベントを開催してきましたが、駐車場の誘導まで手配したことはありません。当日の駐車場係のみなさんを見て、「こういう裏方をしっかりするのが一番大変なんだよなー」としみじみした気持ちになりました。
だから、今回のしやくしょマルシェ、出店者側が意気込んでいたのは当然として、MVPは運営の「南さつまmojoca」のみなさんだと思います。「もっとこうしたらいいなー」といった点も全くなく、全ての対応が完璧だったと思います。みなさんのおかげで、楽しく参加することができました。感謝!
ちなみに、撤収作業が完了した頃にザーザーと雨が降ってきました。まさに天祐(天の助け)とはこのことですね。最高の一日になりました。ありがとうございました。
※次は、11月6日(日)に開催される「秋の丁子屋石蔵文化フェスティバル」に出店します。よかったらこちらにもどうぞ。
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