数十年に一度の寒波が来てしまうそうですね…。
というわけで、アボカドに霜よけネットを張ってきました。普段は暖かいこの南薩でも降雪の予報になっていますので、こんなネットがどの程度意味があるのか全くわかりませんが、やらないよりはマシと信じて作業をするしかありません!
写真のアボカドはフェルテという品種です。(一時的な)耐寒温度は-4℃ということですが、これまでの経験では-2℃くらいで弱る感じですね。寒波で痛まないといいのですが。
ピンカートンという品種も植えていて、こちらの耐寒温度は-1℃くらいだということです。かなりヤバイですね。せっかく大きくなって今年からは着果かと思っていたんですが、潰滅の二文字が漂っております。
それにしても、去年の異常な長雨での根腐れ、そしてそれに続く台風直撃での倒伏と、アボカドの受難が続いています。今冬はまず野ウサギの被害がすごくありました。
こんな感じで葉っぱはもちろん主幹までガリっと囓られてしまいました。10本くらい…。
ウサギよけくらいしてなさいと言われればそれまでですが、3年間アボカドを育ててきて、これまでウサギ被害がなかったんです。それで、野ウサギはアボカドなんか食べないんだろうなと油断していました。
が、実際はずいぶん好きみたいですね。そこら辺に軟らかい草がたくさんあるのにアボカドの葉っぱだけ食べてるんですからね…。
ちなみに、なんで野ウサギだと分かるかというと、そこら中に野ウサギの糞が落ちているので。 なんで今年から食べ始めたんでしょうかねー、それにしても。
柑橘の苗木も、昨シーズンはウサギには全然食べられなかったのに今年はかなり被害があるんですよね。野ウサギが増えているのか…?
ちなみに、ウサギよけはこんな感じでやります。
竹の支柱を4本立てて、そこに肥料袋を被せていくわけです。
肥料袋大活躍。捨てないで取っておいてよかった。意外といろんなことに使いますよね。肥料袋。
農業は、気候との戦い、野生動物との戦いですね。
ともかく、寒波がひどくありませんように。
自然相手では、こんなときもあると悟るしかないですね。
返信削除shigeさん、コメントありがとうございます。
削除そのとおりです。でも人間相手なら、「××さんのせいで損害をこうむった」とか、なじる気持ちにもなりますが、不思議と自然を憎むことはありません。ひどく痛めつけられる時もありますが自然はいいですね。