2016年2月15日月曜日

防風林の管理も農業の大切な仕事

昨年末、赤生木ポンカン園のヒトツバ(イヌマキ)を大胆に剪定しました。

ここら辺の果樹園では、防風林としてほとんどこのヒトツバが植えられています。

一昨年から借り受けたこの園地もヒトツバの立派な防風林がありました。が、立派すぎて園地が薄暗い。

ヒトツバってとても生長が早いので、2〜3年剪定しなかっただけですごく大きくなってしまうんです。前にこの園地を借りられていた方は、あまり頻繁に剪定する方ではなかったようですっかりやんかぶっていました(※「やんかぶる」鹿児島の土地言葉で「ボウボウになる」の意)。

それで、一気に2メートル近くちょん切ってみました! 愛機ハスクバーナ445(チェンソー)が大活躍!

ここはこのヒトツバのせいで夏でも薄暗くて、あまり草が生えないようなところだったのですが、これで日当たりはバッチリになるはずです。秋から冬にかけて日照が減るのが品質に悪い影響があるような気がしていましたので、来季のポンカンの品質向上が期待できます。

農業の仕事というと、作物の世話というイメージがあると思いますが、防風林の管理みたいな地味な仕事も多いです。でもこういう圃場整備(作物を育てる場を管理・造成する仕事)は農業の最も重要な仕事だと思います。作業しやすく、作物が健全に育つような「場」を準備することが収穫の第一歩ですね!

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