加世田の津貫から枕崎へ抜けていく道、国道270号線沿いに、そのまんま「にいななまる(270)」と名付けられた物産館があります。
我が家からは、山を一つ越えていかなければならないので心理的な距離がありますが、車で10分くらい。近いんです。
その「にいななまる」に、これから南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」を置いてもらうことになりました! 先日納品にいったところです。
うちから近いのに、これまでなぜここで売らせてもらわなかったのかというと…。ここ「にいななまる」は、知る人ぞ知る金柑ジャムの本場なのです!
まずは清木場(せいこば)果樹園のジャム。南さつまでは知らない人がいない有名なジャムです(冒頭写真)。
以前、日経土曜版の別冊「nikkei プラスワン」の「朝食におすすめのジャム」特集で取り上げられて、(確認はしていませんが)東京でも販売されているそうです。とにかく、南さつまで「金柑ジャム」といったらまず清木場果樹園となるほどの一大ブランドですね。
ちなみに金柑ジャムだけでなく、「きんかんゆず茶」「きんかんコンポート」などの派生商品、「甘夏マーマレード」「かわちばんかんマーマレード」「キングオレンジジャム」といった他の柑橘のジャムも揃っています。
そしてこの清木場さん、果樹園と名が付いているように、地元津貫での農園が母体となっており、そういう意味では「南薩の田舎暮らし」の先輩ということになります。まあ今のところ比べるのもおこがましいような感じですが…。
で、この「にいななまる」はまさに清木場果樹園の本拠地ともいうべきところですね。
しかし、「にいななまる」の金柑ジャムはこれだけではありません。
清木場果樹園のジャムの上には、「久木野校区元気づくり委員会」の金柑ジャムが!
この団体については詳しくは知りませんが、自治会を基盤とする地域おこし組織だと思います。久木野小学校は、2015年に閉校してしまいましたからね。久木野校区のみなさんにも頑張って欲しいですよね。
しかも、この「久木野校区元気づくり委員会」の金柑ジャム、「きんかん春姫」使用です。これも原価高そうですね…。ラベルの水彩画がいい味出してます。
【参考】生で食べて美味しい「きんかん春姫」を使っています
なお、この隣にも「きんかんまーまれーど」という商品が並んでいました。が、どちらが製造されているのか確認を忘れてしまいました。とにかく、「にいななまる」には金柑ジャムがたくさん並んでいるわけです!
そんな中、南薩の田舎暮らしの「金柑とたんかん」のコンフィチュールを置いて、売れるんでしょうか? たぶんここのお客さんはそれぞれ贔屓(ひいき)の金柑ジャムがありそうですからね、苦戦するような気はします!
しかしたぶん、ここは日本一(は言い過ぎにしても日本で五指に入る)金柑ジャムの本場ですからね。きっと興味を持ってくださる方もいるんじゃないかと。
いろんな金柑ジャムが並んでいますから、全種類買って食べ比べしてみても面白いかもしれません。 南薩コンフィチュールだけでなく、他のいろんな金柑ジャムも買ってみてください。お気に入りの金柑ジャムを見つけてみてはいかがでしょう。
あ、言うまでもないことですが、南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」は金柑だけでなくたんかんも使っていますから、他の金柑ジャムと比べたら違う味わいです。決して類似品が一つ増えたというようなことではないんですよ(笑)
というわけで、「にいななまる」にお越しの際はぜひ南薩コンフィチュールも手にとって下さい。「ジンジャーエールシロップ」とあわせてお願いします!
↓WEBでのご購入はこちらから。
【南薩の田舎暮らし】南薩コンフィチュール「金柑とたんかん」
※店舗販売では、にいななまるの他、大浦ふるさとくじら館、天文館KENTA STOREにてお取扱いいただいております。
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