2026年8月8日土曜日

今年は渇水に苦労しましたが新米の販売を開始しております

今年の「無農薬・無化学肥料のお米」の販売を開始しました。

8月3日にショップサイトのメルマガでお知らせしたところ、想定を超えるご注文が殺到し、なんとたった1日で受注を一時停止しました。というのは、今年はお米が不作でどれだけ注文が受けられるか見通せなかったためです。

とにかく、今年は水不足でした。南薩の5月の降水量は平年の半分だったそうです。早期水稲にとって5月は生育初期で大事な時期なのですが、この時期に田んぼに水が足りず、草だらけになってしまい、今年は久しぶりに草取りに苦労しました。

【参考】今年は田んぼの草取りに難儀しています
https://nansatz-kurashi.blogspot.com/2026/06/blog-post.html

梅雨時期は平年並みに雨が降ったものの、さらに問題だったのが7月! なんとここ大浦では、梅雨明け後から7月中ずっと全く雨が降らなかったのです。鹿児島全体でもこの7月は史上最小の降雨量を記録した場所が何箇所かあります。稀に見る渇水の年だったのは間違いありません。このせいで近所の川はすっかり流れが止まり、田んぼは干上がってしまいました。

うちでは3箇所でお米を作っていますが、特に水が足りない場所にある田んぼでは、収穫前に稲が枯れてしまいました。登熟する前に枯れては当然収穫出来ません。ここまでひどくないところも本来の稲の生命力が発揮できなかったので、品質の方も期待通りではありませんでした。なので気持ちだけですが昨年より少し値下げしました。

ところで、この渇水のためにサツマイモもシナシナになっていました。サツマイモというのは非常に強い作物で高音にも水不足にもそれなりに強いのですが、植え付けが遅れた区画ではほとんど枯れてしまいました。途中、水掛けもしたのですが効果はほぼなかったですね…。

先日、稲刈りが終わりましたが、収量は豊作だった昨年の7割くらいしかありませんでした。平年と比べても9割ほどですね。まあこの渇水で平年の9割だったら比較的マシなのかもしれません。

そして8月7〜9日にかけて、台風が鹿児島本土をかすったお陰で雨が降りました。渇水が解消されたのはなによりでしたがけっこうな大雨でしたね。適度に降ってもらいたいものです。

というわけで、少ないながら在庫量が確定したので受注を再開しました。例年なら8月末から9月上旬まで販売しておりますが、きっと早く売り切れると思いますのでご承知おきください。どうぞよろしくお願いいたします。

↓ご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】無農薬・無化学肥料のお米
https://nansatz.stores.jp/items/68877c338fe718028485a336

2026年8月3日月曜日

第25回そらまどアカデミア「ブラックホールと鹿児島の天文学研究」を開催します


10月4日(日)、そらまどアカデミア開催します。

今回のテーマはブラックホールです。そらまどアカデミアはこれまで24回開催していますが、初めての理系的なテーマです。実は、店主は理系の大学を卒業しているため、ずっと理系的テーマをやりたかったのです!

みなさんはブラックホールというとどんなイメージを持っていますか? 私が子どもの頃、「ブラックホールは本当にあるのか?」みたいなことが言われていた記憶があります(その時点でずいぶん古びた図鑑でいわれていたことなので、実際には観測されていたと思うのですが)。

その後、ブラックホールは全てを飲み込む怖ろしい天体だとか、ブラックホールは恒星がその一生の最後に到達する死んだ状態だとかいうイメージが流布されました。試しに手元にある藤井旭『星の一生(科学のアルバム4)』(あかね書房、1980年)という子供向け科学絵本を見てみると、ブラックホールについて「しんだ星の光は、もう外へもでられず、宇宙から姿をけしてしまいます」と書いてありました。「死」、「宇宙から姿を消す」というネガティブなイメージが満載です。

ところが最近、こういうブラックホールのイメージが変わりつつあります。まず、宇宙には無数のブラックホールがあってありふれた存在であるらしいこと、そして銀河の形成にも大きく影響しているのではないかということ。さらには、全てを飲み込むはずのブラックホールから「ジェット」と言われる噴出があり、それも星の形成に作用しているのではないか、といったようなことが言われだしました。私たちの住む「天の川銀河」の中心にも超巨大なブラックホールがあるそうです。

そして実は、鹿児島大学には「天の川銀河研究センター」が設置され、ブラックホールや銀河系の形成について研究が行われているんです。というわけで、天の川銀河研究センター長の和田桂一先生にブラックホールと鹿児島の天文学研究について語っていただきます。ブラックホールのイメージが変わるかも⁉ ぜひ聞きに来てください。

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第25回 そらまどアカデミア

ブラックホールと鹿児島の天文学研究

講 師:和田桂一

「光すら脱出できない天体」といわれるブラックホール。本来は見えないはずなのに、なぜその存在が確かめられているのでしょうか。最新の観測と理論研究をわかりやすく紹介するとともに、鹿児島大学で天文学を研究する理由や、現在の研究の最前線についてもお話しします。

日 時:10月4日(日)14:00〜16:00(開場13:00)
場 所books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:2000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名
要申込申込フォームより、または店頭で直接お申し込みください。※中学生以下は無料ですが申込は必要です。

<講師紹介>
1965年、北海道生まれ。北海道大学大学院理学研究科物理学専攻修了。博士(理学)。北海道大学、国立天文台を経て、2009年より鹿児島大学教授。現在、理工学研究科附属天の川銀河研究センター長。