10月4日(日)、そらまどアカデミア開催します。
今回のテーマはブラックホールです。そらまどアカデミアはこれまで24回開催していますが、初めての理系的なテーマです。実は、店主は理系の大学を卒業しているため、ずっと理系的テーマをやりたかったのです!
みなさんはブラックホールというとどんなイメージを持っていますか? 私が子どもの頃、「ブラックホールは本当にあるのか?」みたいなことが言われていた記憶があります(その時点でずいぶん古びた図鑑でいわれていたことなので、実際には観測されていたと思うのですが)。
その後、ブラックホールは全てを飲み込む怖ろしい天体だとか、ブラックホールは恒星がその一生の最後に到達する死んだ状態だとかいうイメージが流布されました。試しに手元にある藤井旭『星の一生(科学のアルバム4)』(あかね書房、1980年)という子供向け科学絵本を見てみると、ブラックホールについて「しんだ星の光は、もう外へもでられず、宇宙から姿をけしてしまいます」と書いてありました。「死」、「宇宙から姿を消す」というネガティブなイメージが満載です。
ところが最近、こういうブラックホールのイメージが変わりつつあります。まず、宇宙には無数のブラックホールがあってありふれた存在であるらしいこと、そして銀河の形成にも大きく影響しているのではないかということ。さらには、全てを飲み込むはずのブラックホールから「ジェット」と言われる噴出があり、それも星の形成に作用しているのではないか、といったようなことが言われだしました。私たちの住む「天の川銀河」の中心にも超巨大なブラックホールがあるそうです。
そして実は、鹿児島大学には「天の川銀河研究センター」が設置され、ブラックホールや銀河系の形成について研究が行われているんです。というわけで、天の川銀河研究センター長の和田桂一先生にブラックホールと鹿児島の天文学研究について語っていただきます。ブラックホールのイメージが変わるかも⁉ ぜひ聞きに来てください。
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第25回 そらまどアカデミア
ブラックホールと鹿児島の天文学研究
講 師:和田桂一
「光すら脱出できない天体」といわれるブラックホール。本来は見えないはずなのに、なぜその存在が確かめられているのでしょうか。最新の観測と理論研究をわかりやすく紹介するとともに、鹿児島大学で天文学を研究する理由や、現在の研究の最前線についてもお話しします。
日 時:10月4日(日)14:00〜16:00(開場13:00)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:2000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名
要申込:申込フォームより、または店頭で直接お申し込みください。※中学生以下は無料ですが申込は必要です。
<講師紹介>
1965年、北海道生まれ。北海道大学大学院理学研究科物理学専攻修了。博士(理学)。北海道大学、国立天文台を経て、2009年より鹿児島大学教授。現在、理工学研究科附属天の川銀河研究センター長。
