先日、かぼちゃの苗を定植しました! 約550本ほど。露地栽培(寒い間はトンネルビニールを被せる)のかぼちゃ栽培が開始です。
かぼちゃの蔓は1株ごとに2つ伸ばしていくので、550×2=1100で、うまくいけば1100個のかぼちゃが収穫できる予定です。天候に恵まれてちゃんと育つといいなあ。
ところで、今回かぼちゃの苗に、市販の育苗培土に「山土」を混ぜたものを使ってみました。「山土」といっても本当に山から採ってきたわけではなくて、ただの土手の土なんですけど。
育苗の基本からいえば、本来は消毒をした土を使うべきなのでしょうが(というのは、育苗段階で病気が発生したら苗を作り直さないといけないから)、実際には無菌ではありえないし、定植したら雑菌だらけの世界で生きていくわけだし、普通の土を混ぜた方がいいんじゃないか? と思い使ってみたんです。
そしたら、正直言って苗の生育はよくなかったです。市販の育苗培土には肥料分も入ってますから、苗の段階でグンと大きくなるんですね。ですが「山土」はどちらかというと栄養分が少ないので、けっこう小さな苗でした…。
ですが、違いがあったといえばあったのは「根」ですね! 根張りがいいような気がします。そして、根から出ている根毛が白く稠密です。こういうのは、すごくいい根なんですよ。
根は植物の基本なので、根がしっかりしていれば後からの生育はいいはずです。というか、本当に元気な植物というのは、苗の段階では地上部分の生長が意外と遅くて、生長期に達してからグーンと大きくなるもんなんですよね。
というわけで今後の生長による挽回に期待です。予定では1100個、1個の重さが平均1.5kgとして約1.5tの収穫を見込んでいますが、本当は2t以上穫れたらいいなと期待しているところです。
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