2014年7月3日木曜日

すももの品種がわかりません


現在ネットショップでも販売中の"南薩コンフィチュール「すもも」。実は私たちもよくわかっていないことがあります。それはすももの「品種」。

大浦町では以前栽培振興されたとかで、すももの樹が随所にあります。結局、産業としてはすもも栽培は成り立たなかったので、みなさん家庭用で消費されているんですが、この時期になると「大浦ふるさとくじら館」では、すももがドッサリ売られています。

しかも、家庭用の余りを物産館に持ってくるわけで、それで儲けようとしていないのです。だから、激安です。1キロで100〜150円が相場でしょうか…。日本一すももが安い物産館だと思いますよ、実際。

で、物産館で売っているすももと「南薩の田舎暮らし」のコンフィチュールになっているすももでは、実は品種が違うんです。物産館で売っているのは、果皮が硬くて未熟な時にかなり酸っぱい品種なんですが、うちのは果皮が軟らかくて薄く、未熟な時でもあまり酸っぱくない品種です。熟す時期も2週間くらい違います。

でも、その品種名がよくわからないんですよね。10数年前に親戚が植えたみたいなんですが、もはや正確な品種名が分からなくなってしまいました。すもも栽培のプロに聞けば分かるんでしょうが、このあたりにはすももの専業果樹農家もいませんしね…。

そして、うちのすもも、物産館で売っているものより圧倒的に美味しいんですよ、悪いけど。その代わり日持ちもとても悪くて、2、3日でダメになってしまいます。美味しいのに日持ちせず商品性が悪いので、コンフィチュール(ジャム)に加工して売ることになりました。

そして、家庭での栽培だから当たり前ですが、無農薬はもちろん無施肥ですし、完熟果だけを樹上で採っていますから生食でもすごく美味しいです。それをジャムにしているわけですから、いいものができないわけがありません。素材がよいと美味しいものを作るのは楽ですね。

でもこのコンフィチュールをもっとたくさん作っていこうと思うと、すももの木を増やしていかないといけません。でも品種が分からないのでどうしたらよいか…。果樹苗木のカタログで見たり、インターネットで検索してみても、いまいち「コレだ!」ってのがないんですよね。

大浦町が栽培振興しようとしたいくつかの品種の中の一つであることは間違いないので、当時のことを覚えている方がいらっしゃいましたらどのような品種があったかぜひ教えてください。

■ご購入はこちらから → 南薩コンフィチュール「すもも」

2015.6.8追記
町内の方から、「それはメスレーという品種だよ」と教えてもらいました。ありがとうございました!

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