2018年8月22日水曜日

秋かぼちゃが始まりました

ふーっ、秋かぼちゃの作業が、今日でなんとか一段落しました。

まだまだ暑いなーと思うかもしれませんが、秋の気配は刻々と近づいています。かぼちゃの場合、秋がやってくる前に準備を終えないとそもそも収穫が出来なくなるので、この時期はいつも大忙しなんです。

それに、私は人力で作業する部分が多くて、人よりも準備に時間が掛かります。

まずは堆肥撒き。畜産会社に「堆肥撒いて」って連絡すれば撒布してくれるんですけど(以前は私もそれでやってました)、私は「夢ゆうき」っていう堆肥を使いたいのと、畝だけに堆肥を撒きたいという理由で、人力で撒布しています。そういう撒き方をする機械も借りられなくはないのですが、まあ人力でやっても半日で終わる仕事なので。

でもその次がしんどい。

秋かぼちゃは田んぼ跡を借りて作るんですが、田んぼ跡ですから排水対策が重要です。

具体的には、排水のための溝を縦横に掘るわけです。トラクターの後ろにつける溝切り機を狩集農園さんに貸してもらって、それで荒々掘るんですけど、どうもうまく掘れないんですよね…。土が湿っている状態だと割とうまく掘れるんですが、そうでないと掘れないか、掘れても土が上に上がってこない。機械をどう調整したらうまくいくんでしょうね…?

そんなわけで、かなりの部分、人力で仕上げをするんですけど、これがきつい! 延々、鍬で溝を掘っていく作業。今の若い農家で、こんなに鍬使う人っているのかな…。

たぶん、1年間の農作業のうち、これが一番の重労働。土を掘るって大変です。背中がバッキバッキになりました。


最後にマルチを張って、種を播きます。

これはあんまり大変じゃないです。でも今年は、台風が近づいていたので日程を迷いました。作業は台風後にした方がいいですが(なにしろ絶対に被害を受けない!)、台風が過ぎるのを待っているとどんどん後ろ倒しになるし…。

結局台風前にマルチを張って、台風は22日午後には過ぎているだろうという予想で種の準備をし(種を水に浸けたりします)、予定通り22日午後に種まきしました。22日までに播種をするのが目標だったので、ギリギリ達成です。

こうして今年の秋かぼちゃが始まりました。 今年は台風があんまり来ないといいなあ。

2018年8月19日日曜日

ロンドンバス古書市でゆっくり読書

昨日は知覧の薩摩英国館で「ロンドンバス古書市」でした。

中心は「つばめ文庫」さんで、それに幻の古本屋こと「泡沫(うたかた)」さん、そして「南薩の田舎暮らし」という構成です。

MBC(鹿児島のローカルテレビ局)の「てげてげ」という番組から取材もありました。太(ふとり)さんという変わった名前の女性がレポートされていました。放送は9月5日(水)だそうです。あ、でも取材対象はロンドンバス古書市なので、「南薩の田舎暮らし」はカメラに映っていません!

一方、私は、ここのところ連日かなりハードな肉体労働をしていたため、全身がバッキバッキの疲れ気味だったので、むしろこのイベントはお休み気分で参加しました。あんまり接客もせず(っていつもあんまりしないですけど)、ずっと本を読んでいました。

みなさんは「暑いですね〜」って仰ってましたが、普段炎天下で作業している私からすると木陰でそよ風もあり天国のような環境で、読書が捗りましたね…! 一滴も汗をかかない、文字通り休養日でした(笑)

そんな中でも、私の新米をわざわざお買い求めに来られた方もいて、お米の売れ行きはよかったです! 読みさしの本が読み終わるかなと思っていましたけど、それほど暇ではなかったです。ありがとうございました!

そんなロンドンバス古書市は、以前は「第3金曜日」でしたが、今後は「第3土曜日」に開催するそうです。「南薩の田舎暮らし」は気が向いた時しか出店しませんけど、是非古書と紅茶を楽しみに来て下さいね。

2018年8月16日木曜日

「前夜祭」のお米がなんと…!

今度の8月18日(土)、南薩で行われる一大イベントと言えば、そう「Good Neighbors Jamboree 2018(グッド・ネイバーズ・ジャンボリー)」ですね!

一応知らない人のために説明しますと、このイベントは川辺の山奥にある廃校(旧長谷小学校跡)を使って行われる「みんなでつくる真夏の文化祭」で、南薩のド田舎とは思えないほどハイクオリティのコンテンツが集う場です。

具体的には、音楽ステージやものづくりのワークショップ、学びの講座、そしてステキなものがいっぱいのフードやマーケット…! 私も何度か(お客さんとして)行っていますが、本当に気持ちのよい、しかも全国的に見ても最先端のイベントだと思います。

【参考】公式WEBサイト
http://goodneighborsjamboree.com/2018/

このGNJ、その前日に「前夜祭」なるイベントが別途ありまして、実はこれも本体と同じくらいワクワクもののイベントなんです。数年前、私も前夜祭に行きました! (その時は前夜祭のメインイベントがなんとあの「ヤン富田」さんのライブで、私はヤンさんのライブを聞きたいがために足を運んだのでした。)

前夜祭は食事付きで、この食事が毎年すごーく美味しいと評判なんです。私も数年前の前夜祭で食べたふかした里芋は、生涯ベスト里芋にカウントできるほどだったと思いますね。今年も、NY出身のイタリアンシェフを迎え、本格的なお料理が提供される模様です。

【参考】【8月17日開催】GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2018 前夜祭(食事付きチケット)
http://goodneighborsjamboree.com/2018/0817-good-neighbors-jamboree-2018-eve/

かなり前置きが長くなりましたが、実は、この前夜祭で、なんと「南薩の田舎暮らし」の「無農薬・無化学肥料のお米」が使われることになりました! 南薩一の美食の場とも言えるGNJ前夜祭で私のお米が使われるなんて! 感無量です。

しかも、今回、私の方から営業したわけじゃなくて、GNJ側からわざわざ声を掛けていただきました。主宰の坂口修一郎さんが私を紹介してくださったみたいです(坂口さんとはご縁があって知り合いです)。 本当に嬉しいことです。ありがとうございます!! みなさんのお口に合いますように!!

そんなわけで、8月18日はGood Neighbors Jamboreeへ! と、言いたいところですけど……、実はその日、私は薩摩英国館で行われる「ロンドンバス古書市」に出店します! こちらは毎月やっているロンドンバスでの「つばめ文庫」の出張販売の、ちょっとした拡大版です。めったに見られない幻の古本屋「泡沫(うたかた)」さんも来ますよ! 8月18日(土)10:00〜17:00@知覧・薩摩英国館です。

【参考】
あさっては知覧へ! ★ロンドン直買い付けの本・雑貨と、ユニークな選書の古本と、ほんとうに美味しいお米を! |つばめの旅日記 byつばめ文庫

「南薩の田舎暮らし」は、「南高梅」「すもも」のコンフィチュールや、もちろん新米を販売いたします。しかも新米は、お試し価格ということでお安くなりますよ! GNJとあわせて、こちらの方もご愛顧いただきますようお願いいたします!!

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2018年8月14日火曜日

【お客様の声】「何ものせないで! 何もないのがおいしい」

ちょっと遅くなりましたが、予約注文をいただいていた分を全て発送し終わりました。

そしたら、徐々にお礼のメールや、ハガキが届くようになりました。もちろん、お客様からですよ!

いつもながら素晴らしいお客様に恵まれた私たちです…感謝…!

そんなわけで、いただいたメッセージの一部を紹介したいと思います。
××から送られてきた新米より何倍もうんまかったです。
朝から何倍でも食べれそうでした。【山口県 Yさん】

菜食で修行僧のような食生活をおくっておりますので、正に、窪様のお米は私の命の糧なのです。
こんなにおいしい、体に良いお米を作っていただき

この深い感謝の気持ちを表現することができません。【東京都 Hさん】

やっぱり美味しい!間違いないです。この味。ありがとうございます。
他の人みたいな気の利いたことは言えませんが、食べるといつもホッとします。噛み噛みしてると出てくるほんのりした甘みも好きですし、変な臭いや雑味が無くて(他の米だと鼻につく感じのものが結構あるのです)、何て言うか、そう、清流みたいな。身体の中からスッキリする感じ。このところストレスまみれだったのですが、吹っ飛びました。美味しいは正義だ!(笑)【埼玉県 Nさん】

炊きたてはピカピカのツヤツヤ。久しぶりに「おいしい!」と叫んでしまうほどおいしかったです。いつも明太子をのせないと怒り狂う娘が「何ものせないで! 何もないのがおいしい」とまで言ってしまう窪さまのお米…すごすぎる…! 【東京都 Nさん】
こうしてメッセージをいただくと本当に嬉しいですね! 「命の糧」とか「清流みたいな」とか、本当に過分な評価をいただいたと思っております。感謝感激です。

あと、最後の「明太子をのせないと怒り狂う娘さん」には笑いました! そして、やっぱり自分も親ですから、子どもに評価されることがとても嬉しいです。正直ですからね、子どもたち。「何ものせないで!」なんて有り難いことを言ってくれますね。明太子好きの娘さん、ありがとう!

このように、お客様からはご好評をいただいているのですが、実は今年の販売は、常連さんはじめとしてリピーターさんからのご注文が95%以上で、新規の方からのご注文が極めて少ないという状況になっております。どうしてなんでしょうね…?

でも無農薬・無化学肥料のお米としては、まだまだかなり安い方だと思いますから、ぜひよろしくお願いいたします! ご注文お待ちしております。

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2018年8月9日木曜日

「量は少ないけど品質はまあまあよかった」

先日、稲刈りでした!

といっても、私は稲刈りを狩集農園さんに委託しているので、私自身はほとんどやることはありません。

刈り取り、乾燥、そして籾すりまで一貫してやってくださるので本当にありがたいです。狩集農園さんにおんぶにだっこの米作りです(笑)

それで、早速新米を試食してみました。

今年は、既にたびたび書いたように田植えのトラブルやら、ジャンボタニシ被害やらで収量的には不作だったのですが、品質は例年に比べいい方かもしれません!

カメムシ被害(ときどき黒く変色したお米が混じる)も、例年に比べると明らかに少ないですね。要するにお米がきれい。

それに、今年は粒がしっかりしていて、一粒一粒が充実している印象です。実際、籾すりする時も小米の排出が少なかったです(籾すり器の中にフルイがあって、小米はより分けられるようになっている)。やっぱり、日照時間が長かったのがよかったんでしょうね。

食べてみても、まあ新米なので美味しいのは当然として(笑)、お米の一粒一粒がつやつやしていて、食感がいいですね! 不作なのでもしかしたらあんまり美味しくないのではと心配していましたが、杞憂でした。

そんなわけで、今年のお米を一言でまとめると、「量は少ないけど品質はまあまあよかった」ということになると思います。一安心です。

そして本日、ご予約いただいていた分を初回発送いたしました。どんなお米になるかも分からない中、ご予約くださった皆様には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

今後は順次発送可能になります。まだまだ在庫はありますのでドシドシご注文ください!

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