2015年8月22日土曜日

うまくいかない

秋かぼちゃの作業が始まっています。

しかし、なんだかうまくいかないです。既に今年の秋かぼちゃは諦めた方がよいような雰囲気が漂っています。

というのも、秋かぼちゃは、早期水稲の水田跡を使って栽培するのですが、梅雨の長雨のせいでお米の収穫が遅くなり、予定していた圃場が予定していた時期に使えなかったんです。それで代わりの水田を使うことにしたんですが、ここは排水がとても悪い!

そしてここへきて天気が不安定です。梅雨明け後のあの異常な乾燥はどこへいったんでしょうか? おかげで作業が押せ押せになっています。

先日、雨の合間に堆肥を振りましたが、これは人力なので本当に疲れます。15kgの堆肥を約100袋撒布しました。考えてみれば1.5トンもの堆肥を手の力で撒布してるんですね。でも意外と腕の筋肉は疲れなくて、むしろ足の方に疲労があります。

そして、かなり遅れてしまいましたが19日に溝を切りました。かぼちゃはベチャベチャしたような排水が悪い土壌を嫌うので、水田跡で作る場合は排水対策が一番肝心なんです。でも天候が悪かったりで溝を切るのが遅れてしまいました。堆肥を振る前にすればよかったかもしれません。でも堆肥を振るのが播種直前になるとそれはそれで悪いんですよね…。

ちなみに、溝を切るのは、トラクターの後ろに溝切り機をつけて、深さ20cmくらいの溝を切っていく作業です。でも機械でやりきれない細かい作業は鍬を使って掘りますので、これもかなりの重労働です。

でもここ、元来かなりの湿田なので溝を切ってもうまく排水されず、土が泥のままなかなか乾いてくれません。うーん、このままではマルチ(栽培するところの土を覆うビニルみたいなやつ)も張れませんし、仮に張って植えたとしても生育が悪いのは目に見えています。

こういうときは無理に栽培しないで、諦める方がいいのかもしれません。文字通り、骨折り損のくたびれもうけになってしまいそうなので。気持ちを切り替えて別のことをするか、あくまでかぼちゃを愚直に頑張るか。カッコイイ言葉でいえば経営判断。

うーん、難しいです。

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