2018年9月28日金曜日

病気が多発、その上台風も…。

来ますね、台風が…。

最近の農作業は、秋かぼちゃに奔走しておりましたが、これもどうなるか…。

かぼちゃ畑では、一見、かぼちゃが調子よく育っています。実は、昨年よりも規模を縮小した分、それほど作業に追われることもなく、台風がこれまで来なかったということもあって、この数年の中では一番整然としたかぼちゃ畑を作ることができました。

が、実はそれも「一見」そう見えるに過ぎません。

一歩畑に入ると、病気が多発している有様です。

 一番酷いのがこの写真のような症状。これは「白斑病」と言います。これに罹ると、ツルがやがて枯れて行ってしまい、仮に果実をつけたとしても、果実に白いポツポツ(白斑)が出来て商品価値がなくなります。

この病気は高温過湿によって蔓延するものなのですが、今年はとても雨が多くて、一週間とカラリと晴れることがなく、田んぼ跡は過湿気味でした。 もちろん農薬を撒布して抑えるのですが、雨が2日くらい続くとまた症状が再発するような感じで、かなり病状が進行してしまいました。こうなると、マトモに収穫することすら怪しいですね。

それに、病気が一つはびこると、連鎖反応的に他の病気も誘発するのが怖ろしいところで、弱った植物がさらに弱っていくという負のスパイラルに陥ります。そんなことで、圃場がかぼちゃの病気の見本市のような状況になってしまいました。こんな年は初めてです。

そんなわけで、例年よりも管理は丁寧に出来たのに、なぜか例年よりもかなり残念な畑になっちゃっています。

そんな中、台風がやってきますね…。私に引導を渡しに来るんでしょうか。今日、一応防風シートをかぼちゃ畑にかけておきましたが、全体を覆っているわけではないのでまあ気休めみたいなものです。相当な被害はあるでしょう。もはや、半分穫れれば御の字、という気分になってきました。

台風が、せめてちょっとでも逸れていってくれることを祈るだけです。みなさんも被害などありませんように。

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