2020年4月19日日曜日

大浦では呑気に田植え

先日、田植えが終わりました!

新型コロナウイルスことcovid-19の影響で世界的に都市が大混乱になっている中、ここ大浦では呑気に(?)田植えが行われています。

たぶん、世界中の田舎(農村地帯)でも、この惨禍の中、同じように種まきがされているんだろうなーと思います。田植えや種まきを自粛する意味もないですからね。人と会うわけでもないし…。

農業って、多くの仕事の中でも収入的には脆弱ですが、こういう時には強いな〜って思います。

けど、別に泰然自若としているわけじゃないです。

例えば、4月初旬の話ですが、夕方になって「明日は霜が降ります」という注意報が出て大変慌てました。生育中のかぼちゃに大被害が生じてしまいますので…。それで暗くなった中、ヘッドライトをつけて防霜シートをかぼちゃに掛けてまわりました。都会の人は霜が降るといっても慌てる人はいないと思いますが、私なんか霜注意報一本で慌てふためいてます…。まあ、仕事によって影響を受けるものは違うってだけの話ですね!

ところで今年の田植えは例年とちょっと変えたことがあります。ちょっとだけ多めに苗を使いました! 「収量がいまいちなんだよな〜」という年が続いているので田植機の設定を変えてみました。これでちょっとでも増収効果があればいいんですが…!

あと、例年非常に成績が悪い田んぼ1枚には、元肥として鶏糞堆肥を僅かに(10aあたり5kgくらい)与えてみました。「無農薬・無化学肥料」を標榜していますけど、実際には無肥料に近いうちの田んぼにしてはこの少量でも貴重な肥料分だと思います。

田植えは毎年同じようなものですけど、ちょっとずつ変えながら試行錯誤ですね。

これからは稲の管理(主に畦草払いと草取り)も忙しくなります。鹿児島県ではコロナウイルスはあまり広まっていませんので、このまま流行せずに終熄し、無事稲刈りを迎えたいものです。

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