2020年10月11日日曜日

「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.7」コロナのためシンプルに開催します!

11月15日(日)、今年も「海の見える美術館で珈琲を飲む会」を開催する運びとなりました!

今年は、コロナ禍のため、開催するかどうか、本当に悩みました。というか、ほとんど中止で心づもりしていました。

だって、地域の主立ったイベントは悉く中止です。「砂の祭典」はもちろん、ほとんど地元の人しか来ない「大浦まつり」も中止です。あえて虎の尾を踏む必要もないし。

そんなことで、中止するしかないのか…と思っていた時期に、イベント関係の業界の人に「珈琲を飲む会はやっぱりやらない方がいいですかねー?」と軽く相談してみたんです。

すると、「いや、今はむしろ万全のコロナ対策をした上で、イベントを開催する方がいい雰囲気だよ」と教えてくれました。万全のコロナ対策とは、例えば、入場時の検温、万が一のための連絡先把握等です。

それを聞いて、私は「やっぱり今年は中止するしかないかな」と思いました。なぜって、私は自分自身が一番コロナ対策には「ずっさらしい」(いいかげんな:鹿児島弁)わけです。近所のスーパーに行く時も、しょっちゅうマスクを忘れちゃいます。別にマスクをつけたくないわけではないのですが、農業をしていると人とも会わないし、マスクしなくちゃってのを忘れるんですよね…。

そんな私が、自分が主催するイベントの時だけ「みなさん、コロナ対策は万全にしましょう!」とか言っても、「お前がゆーな!」っていう感じになってしまいます。とてもじゃないけど私の口からはコロナ対策は言えない…!! 身から出たさびです。

かといって、コロナ対策をせずにイベントを開催するというわけにもいきません。飲食店のみなさんや、ちゃんとしたイベント主催者のみなさんが、いろいろ工夫して万全の体制を整え、なんとか前に進もうとしている中ですからねー。もちろん実際に感染者が来てしまうという可能性もゼロではないわけですし。

なので、まあ、今年は「珈琲を飲む会」は中止だな、と思っていました。

なんですが、立て続けに3人くらいから「今年は珈琲を飲む会はいつやるの?」「あの会はコロナで中止しなくていいでしょ、野外イベントだし密でもないし」「ぜひやって!」との声がありました。

最初は私も「いやー、難しいですね〜」とか言っていたのですが、続けて3人からそういう話があると、だんだんその気になってきます。その気になるなという方が無理ですよね(笑)

いろいろ考えた挙げ句、音楽とかアートみたいな人が集まる催しをしないで、シンプルに珈琲と風景だけを愉しむ会にしたら、特別な(検温するとかの)コロナ対策は行わなくても感染を拡大するリスクは少ない——という考えで開催することにしました。

なので、今年の「珈琲を飲む会」は、音楽ライブもありませんし、アート作品の展示もありません(常設展はいつも通り観覧可能)。また、出店も最小限で今のところ古本屋さんのみです(今後の調整次第でピザ屋さんは来るかも)。

でも考えてみれば、「珈琲を飲む会」は「絶景を前にして珈琲を飲んだら美味しい」というのが根幹の会なので、珈琲と風景だけあれば成立するんですよね。これはこれで、ゆったりと愉しめるんじゃないかなと思っています。

また、その結果として、例年は参加費500円を徴収していましたが、今年は参加無料としました(珈琲は別途購入してくださいね)。

そういうわけで、今年は「海の見える美術館で珈琲を飲むだけの会」です。極めてシンプルです。でもそれが逆にいいっていう人もいそうです(笑)

それでは11月15日(日)は、笠沙美術館でお会いしましょう。

 【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.7 ←リンク先Facebookイベントページ
日時:2020年11月15日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木8666-1)
参加料:無料

 

 



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