2022年5月17日火曜日

そらまどアカデミア第1回「故郷の景観と心のパースペクティブ~景観がもたらす精神的価値と地域価値~」を開催します。

「books & cafe そらまど」をオープンして約半年が経ちました。

最初は、「お客さんがたくさん来ちゃったらどうしよう。鹿児島の人は新しもの好きだから…」と心配していたのですが、幸か不幸か(?)これまでのところ大繁盛はしておりません(笑)

そんなわけで、このお店の当初の目標「田舎における文化の拠点」になるべく、ミニ講演会のシリーズ「そらまどアカデミア」を不定期で開催していくことにしました。

第1回は、6月12日(日)、鹿児島市立図書館長の井上佳朗さんをお呼びして、「故郷の景観と心のパースペクティブ~景観がもたらす精神的価値と地域価値~」をご講演いただきます。

この講演内容はこちらからお願いしたものではなく、井上先生からご提案していただいたものですが、最近、風力発電の計画で海や山の景観が危機にさらされていることを考えると、非常に時宜に適ったテーマを選んでいただいたと思います。

また、「そらまどアカデミア」のキャッチコピーを「世界をのぞく小さな窓」にしました。大それた事はできないけど、ちょっとだけ世界をのぞくような場にしたい、という思いからです。景観というのはまさに窓からのぞくものの一つなので、ちょうどよい縁語になりました。第1回に相応しいテーマですね!

ちなみに、井上先生に講師になっていただいたのは、もちろん鹿児島市立図書館長ということで本に関係するからでもあるのですが、南薩の田舎暮らし代表(窪 壮一朗)とは、東京工業大学の同窓生なのです(もちろん井上先生はずっと先輩)。そのご縁から二つ返事でご快諾いただいたことに、この場を借りて感謝です。

そして本来、鹿児島市立図書館長にご講演いただくとなれば、もっと大きな会場を用意すべきですけど、「そらまど」は狭い店なので定員が15名しかありません。お早めにお申し込みください。

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第1回 そらまどアカデミア

故郷の景観と心のパースペクティブ
~景観がもたらす精神的価値と地域価値~

講 師:井上佳朗

変化の激しい現代社会において、故郷の景観が持つ価値について考察してみたい。人間と景観の関係を、「近景」と「遠景」という空間軸に、「現在」「過去」「未来」という時間軸を重ねて、地域社会づくりへのヒントを得たいと考えている。

日 時:6月12日(日)14:00〜15:00(開場13:30)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名
要申込申込フォームより、または店頭で直接お申し込みください。※中学生以下は無料ですが申込は必要です。
問合せこちらのフォームよりお願いします。

<講師紹介>
1947年長野県生まれ
2013年鹿児島大学名誉教
2020~鹿児島市立図書館 館長
社会開発工学・社会行動論をベースに、観光振興、景観形成、環境対策、公共交通対策などの地域社会づくりに取り組んでいる。

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