2019年3月17日日曜日

今年もブンタンを新たに定植しました

これまで作っていた畑の隣(耕作放棄地)を、縁あって借りることになったので、ブンタンを植えてみました。

といっても、そんなに広くはなく、細長い土地なのでたったの12本ですけど。

でもこのあたりでは、ブンタンをまとめて植える人は少ないので、ブンタンとしてはこれでも結構まとまってる方かもしれません。畑の端に1本、2本、という人が多いですね。

ところで、私は今ちょうどブンタンを食べているところです。収穫したのは2月始めくらいなので、収穫後1ヶ月以上寝かせました。「今になって?」と思うかもしれません。実際見た目はかなり悪くて、シワシワになっているし、正直まずそうな感じなんですけど、これが実はブンタンの食べ頃なんです。「ちょっとこんなに古くなっちゃっていいのかな…? と不安になるまで我慢です。

切ってみると意外なほどみずみずしく、酸味が抜けてブンタンの「旨味」(正確には旨味ではないですけどそうとしか表現のしようのない美味しさ)が口の中に広がります。甘くて美味しいというのではなく、酸っぱくて美味しいというのでもない、ブンタンならではの味ですね。これを私は「透明感の味」と呼んでいます。

ぜひこの美味しさを布教(!)したくて、2016年からブンタンを増やし始めました。

【参考】「透明感」の柑橘、お試しあれ
https://nansatz-kurashi.blogspot.com/2017/02/blog-post_11.html

今年植えたブンタンが収穫できるようになるのは、たぶん4年後ではないかと思います。その頃には、多くの方がブンタンの美味しさに目覚め、もっともっと増産しないと注文に追いつかないようになったらいいな〜と夢想しています。

お楽しみに!

2019年3月3日日曜日

【お客様の声】ちいさなお得意様からのステキなハガキ

ものすごく嬉しいハガキをもらってしまいました…!

現在販売中の「たんかんオランジェット」をご注文されたお客様、の娘さんから、ステキなハガキが送られて来たのです。

オランジェットの絵と、「しーちゃんオランジェット人魚姫」の絵と、なんでかカレーとスプーンの絵があって(笑)、たどたどしい字で、「くぼさん ありがとう」と書いています!!

5歳くらいでしょうか…? 会ったこともない農家のおじさんに、こんな手紙を書いてくれるなんて天使でしょうか?

今までもいろいろなお客様からお手紙をいただいてきましたが、こんなに嬉しい手紙は見たことがありません。

「しーちゃんオランジェット人魚姫」うちのマスコットにしたいくらいですね(笑)

お母様からの手紙も同封されていて、またその手紙がステキなんです。裏がレモンの柄の薄紙に書かれた丁寧な文字…!
「ん〜〜!! ん〜っ!!! おいしいねぇぇ!!」二人ともニコニコが止まりません。
「今日は一人一枚までにしよう。大切に食べよう」と言ったのに娘が
「お願いママ…あともう一枚だけ」と言うので娘は二枚食べました。
しーちゃん、一人一枚を守れないくらい美味しく食べてくれてありがとう…! そしてその気持ちをステキな手紙にしたためてくれてありがとう…!

お母様の手紙としーちゃんの手紙、こんなステキな手紙を、私も一度でいいから書いてみたいと思いました。

孔子は「朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」と言いましたけど、初めてその気持ちがわかった気がします。「朝に道を聞かば」って、こういう清らかな境地を悟ったことをいうのでしょうね。

それにしても、しーちゃんを筆頭として、今季も多くの方から有り難いお礼のご連絡をいただきました。私自身は、お取り寄せなんてしたことがないのですが、仮にしたとしてもわざわざ生産者にお礼の連絡はしないと思います。頭が下がります。見習って、ちゃんとお礼状が書ける人間になりたいです!

ところで現在販売中の「たんかんオランジェット」ですが、インターネットショップで販売する分はあと40枚くらいとなっておりますので、ご注文はお早めに!

地元では、大浦ふるさと館でも多少販売する予定なのと、3月8日(金)に開催する「石蔵ブックカフェ」で直売しますので、よろしくお願いいたします!

↓インターネットでのご購入はこちら
【南薩の田舎暮らし】たんかんオランジェット

2019年3月1日金曜日

もしかしたら、タンカンには肥料をやった方がいいのかもしれない…!

先日のブログ記事で書きましたが、今季のタンカンは不作でした。

まあ、台風がきてかなり塩害を受けたのでしょうがない…と思っていたのですが、それにしても随分不作だな…と。

もしかしたら何か管理を間違ってるんじゃないかなと思いながら剪定していました。私は、ポンカンについては「だいたいこういう風にすればおいしいのが穫れる」という定理が分かってきたつもりですけど、タンカンもそれと同じにすればいいと思って安直に考えていました。

でもポンカンとタンカンって、同じ柑橘とはいえ系統が全く違う植物。それでふと思ったんです。もしかして、タンカンは肥料をあげた方がいいんじゃないか? って。

うちの柑橘は「無農薬・無化学肥料」を謳っていますが、実際にはこの3年くらいは無肥料で育てています。少なくともポンカンは無肥料の方が遙かによいものができます。それでタンカンもそうだろうと思い、うまくいかないのはそれ以外の点に問題があるんだろうと思っていました。

でも今日タンカン園の下草を見て思いました。下草の状態が、まさに自分の理想とするような植物相になっていたんです。ポンカンにとってみれば、最高の土の状態だと思います。

だから、これなのに不作というのはおかしい。 つまり、これはタンカンにとっての理想の土ではないのでは!? 実は、タンカンはもっと肥料分の多い土を好む植物なのではないか??

そう思ってみると、タンカンが肥料分を求めているようなフシが思い出されました。

もしかしたら、タンカンには肥料をやった方がいいのかもしれない…!

「いや、当たり前じゃん!」と柑橘農家の方は言うかもしれません。「栽培基準に10aあたり肥料は何キロって書いてあるじゃん」と。まあそうなんですけど、昔肥料をやってかなり痛い目にあったことがあるので、「肥料は毒」と思い込むあまり、これまで肥料をやるということを思い至らなかったというのが正直なところです。

そんなわけで早速、今日タンカンに肥料をやってみました。菜種油粕にしました。10aあたり15kgくらい。ちょっとやりすぎた気もします。おっかなびっくりです。これで春のタンカンがどのような調子になるか、注視してきたいと思います!

2019年2月14日木曜日

かなりの台風被害を受けたタンカンですがなんとか販売開始

お待たせしました!

「無農薬・無化学肥料のタンカン」販売を開始しました!

販売の前から数件お問い合わせをいただいていて、ブンタンとは違って(笑)期待されている柑橘です。

タンカンは赤生木(あこうぎ)というところで作っているのですが、実は昨年の台風でかなりの被害を受けていました。

昨年の台風24号は、ほとんど雨が降らない風ばかり強い台風だったためいろいろな作物に塩害が出ましたが、赤生木は海に面している地域であるため特にその被害が酷く、一番酷かったところは、この写真のように風を受ける側がほぼ枯れてしまいました。

全部が全部こんな被害を受けたわけではありませんけど、収量は4割減くらいになったと思います…。もともと全部の樹に実がびっしりついていたわけではないので、正直いってかなりの不作になりました…!

ちなみにこの半分枯れちゃった樹ですが、農協の指導員さんは、「これはもう伐って植え直した方が確実ですよ」と言っていました。でも私はこの樹の力を信じて剪定で持ち直させたいと思っています。 先日チェンソーで片側だけ大胆に剪定してみました。持ち直して欲しいです!!

そんなわけで、文字通り「なんとか収穫した」って感じのタンカンです。台風以降の管理は割とよかったつもりなんですが、いかんせん樹にかなりのダメージがあったので、玉伸び(果実の肥大)が期待通りではありませんでした。なのでちょっと小さめが多い感じですね。

肝心の果実の品質ですが、うーん、まあこんな状況なので最高ではないのは確か。特に傷は多いです。味…も最高とは言えないですが、塩害を受けなかった部分の果実ですので、それなりのものになっていると思います(気弱)。

毎年、「美味しいですから買って下さい!」みたいに言えないのが心苦しいですけど、それでも多くの方がご購入下さって有り難いです。今年は特に量が少ないので例年より売り切れるのが早いと思われます。よろしくお願いいたします!!

↓ご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】無農薬・無化学肥料のタンカン
4.5kg入り2,000円/9kg入り3,900円

2019年1月30日水曜日

イチオシのブンタン含む「無農薬・無化学肥料の柑橘3種セット」を販売中です!

先日、ブンタン(文旦)を収穫しました!

この写真の木は、毎年たくさんの実をつけてくれるおりこうさんで、今年も枝が折れるくらいたわわに実らせていました。

ブンタンといっても、都会ではあまりお目に掛からない柑橘なので、食べた事がない、という方が多いかもしれません。

最近は、輸入品で「ポメロ」というのが時々売られているようですが、大雑把に言うとポメロ=ブンタンです。ポメロが日本に伝わってきたのは江戸時代。伝わってきたポメロがローカライズして、日本独自のものとなったのがブンタン、というわけです。

柑橘類もいろいろありますけど、柑橘の旨さを追求していくとブンタンに行き着くと私は思っています。本当に美味しいブンタンは、上品な甘さと爽やかさがあって、透明感のある味がするんです。ちょっと食べにくい(皮が厚い)のが難点ですが、好きな人は「そんなの気にならない」っていいますね。

「南薩の田舎暮らし」では、このブンタンの旨さを布教(笑)していきたいと思っており、一昨年ブンタンの苗木もまとめて定植しました。今はまだ試験栽培の段階なので、どうしたら美味しいブンタンができるのか試行錯誤中ですけど、いずれ透明感を究めたブンタンを生産したいと思っています。

というわけで、まだそこまでは全然ですが、今年も「無農薬・無化学肥料のブンタン」を販売開始しました! ぜひよろしくお願いいたします!

↓ご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】無農薬・無化学肥料のブンタン
(7kg入り、2700円)

そして、今年初めて、ブンタンを含めた柑橘3種のセット商品を作ってみました。今までも、柑橘セットがあればいいのに、と言う声はあったんですが、3種類の在庫がちょうどいい具合にないといけないので、やっていませんでした。ですが今年は幸いに柑橘3種セットを作ることができました。

3種は、ブンタンと、ポンカン、しらぬい(不知火)です。ポンカンは「南薩の田舎暮らし」の定番商品ですし、しらぬいは、今年は2年ぶりの収穫ということで貴重です。しかも今年のしらぬいは、これまでのところご好評いただいていて、リピート注文も多いです。特にあるお客様がくれた次のメッセージはとっても嬉しかったです。
しらぬい、いただきました^^上品な柑橘の美味しさに感動しました!これは一級品です!こんなにおいしい果物を作っていただいてありがとうございます<m(__)m>(東京都、Hさん)
「一級品」とまで言っていただいて、ちょっと褒めすぎなんじゃないかと思いましたけど久しぶりにやっててよかったと思いました。ありがとうございます!

そんなブンタン、ポンカン、しらぬいの柑橘3種セット、どうぞよろしくお願いいたします!

↓ご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】無農薬・無化学肥料の柑橘セット (ポンカン、しらぬい各2kg、ブンタン4kgで計8kg、3700円)

2019年1月20日日曜日

お客様からの声「美味しい。本当に、美味しい。他に言葉が出ないです」

先日、ポンカンの収穫をあらかた終えました。

前も書いたように今年は豊作傾向ではあったのですが、台風のため3割ほど摘果したのと、傷んだ樹を縮伐したことなどの影響で思ったほど収量がなかったです。それでも不作の年よりはずっといいので、まあよかったかな…。

そして発送の方も、なんとかご注文全てに応えることが出来ました。ご注文下さった方からは、「美味しかったです」のメールを多数いただいており、本当に有り難い限りです。毎年、「味が十分じゃないんじゃないか」と心配しながら配送しているので、そう言ってもらえるとホッと一安心します。

というわけで、いただいたメールの一部をご紹介します。
早速いただいたところ、大変甘く美味しかったです。2歳の娘もひと玉まるごと喜んで食べていました。(宮崎県、Gさん)

あまりの美味しさに孫達は「美味しい・香りが良い」の連呼でしたよ。
爺の田舎のポンカンを大絶賛され、鼻高々の爺でした。(山口県、Yさん)

美味しそうな色!
神棚にお供えしています。
皮も使えるのうれしいです。(千葉県、Sさん)

先日送っていただいたポンカン、大きくてすごく美味しい最高のポンカンでした!!最高です!!こんなに美味しいポンカンを食べることができて幸せです!!(東京都、Hさん)

美味しい。本当に、美味しい。他に言葉が出ないです。(埼玉県、Nさん)
メッセージをくださった皆さん、本当にありがとうございます!! この他、注文メールの備考欄に「今年も楽しみにしていました」などと書いて下さる方も多く、人間的な繋がりの中で販売が出来ていることが本当に嬉しいです。

こちらからも一つひとつ丁寧に返信すべきところですが、どうしても発送や収穫の作業が重なって時間がとれず、一言二言だけのメッセージで済ましてしまいます。みなさん申し訳ありません!

そんなポンカンも現在販売後半に入ってきました。1月中には販売を終了することになるのではないかと予想しております。引き続きよろしくお願いいたします!

↓ご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】【順次発送中】無農薬・無化学肥料のポンカン
4.5kg 2,000円/9kg 3,900円

2019年1月10日木曜日

「ポンカン」と「しらぬい」販売中です

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!

ちょっと更新に間が空いてしまいました。この間何をしていたのかというと、もちろんポンカンの収穫や発送の作業をしていました。

今年は、有り難いことに柑橘類は豊作傾向です。昨年の気候が柑橘類には好適だったため、地域全体として豊作で品質もよい、と予想されています。

私のポンカン園もよい果実に恵まれ、豊作傾向であることは間違いありません。

なんですが…、台風が来たためにかなり摘果したのと、この数年間で樹が傷んできて伐採した分もあるので、豊作ではあるのですが、思ったほど量がない感じです。あれ…?

そんなわけで、予約分も足りないかも…? という不安があって、宣伝をあまりしないようにしていました。足りなかったら困るので。

でも、ほとんど宣伝はしていないのに、たくさんの注文をいただきました。常連さんのみなさん、本当にありがとうございます!

そして今日、ご予約いただいた分のポンカンについては、ほぼ全て発送が終わりました。足りないのではという心配もありましたが、結果的には15ケースほど余りました。ホッとしました。

ポンカンについては今2回目の収穫が終わったところで、暫くしてから3回目の収穫作業に入ります。なのでもうちょっとご注文を承ることができそうです。引き続きよろしくお願いいたします!

↓ご注文はこちらから
【南薩の田舎暮らし】【順次発送中】無農薬・無化学肥料のポンカン

さらに、本日「しらぬい」の収穫にも入りました。

この「しらぬい」、マトモに収穫するのは2年ぶりです。というのは、忘れもしない2015年の台風で、多くが倒伏してしまって壊滅的な被害を受けたのでした。

【参考】台風で倒れた樹を起こす(2015年の記事)

それでその年には収穫が出来たのですが、樹へのダメージが大きく、翌年、翌翌年についてはほとんど収穫がない有様でした。ですが、今年は気候もよかったので樹もだいぶ回復し、めでたく収穫の運びとなりました。いやー、よかった。

品質は、かなりバラツキが大きいですが、病害虫被害も少なく、割とよい方ではないかと思っています。

ただし、実は収穫時期が例年よりも1ヶ月ほど早いです!

というのは、今季は柑橘類全般が2週間ほど成熟が早いという気候で、既にヒヨドリさんたちが「しらぬい」の果実をついばみ始めました。グルメなヒヨドリさんが食べているということは完熟したと判断してよいと私は思っています。なので収穫はもう少し先の予定でしたが、本日敢行しました。

味の方は、さすがに1月前半ということで酸味が強いです。でもこういう酸っぱい果実の方が私は美味しいと思っています。家内に味見してもらったら「グレープフルーツみたい」と言っていましたけど、私はグレープフルーツが大好きなんですよね(笑)もちろんグレープフルーツと違って「しらぬい」の糖度は高いですよ。

現在、予約受付中で、初回発送は1月18日を予定しています。初回発送分はたったの20箱の予定。今年、「しらぬい」の樹が体力を使い果たして、来年はまた無収穫に戻ってしまうかもしれませんので、この機会をお見逃しなく(笑)

↓ご注文はこちらから
【南薩の田舎暮らし】【予約受付中】無農薬・無化学肥料のしらぬい(約4kg)