2019年7月4日木曜日

ノーマークだった大浦の大王川が決壊。あり得ないことが起こるのが災害…!

鹿児島のみなさん、すごい大雨でしたね!

86水害の再来じゃないかとビクビクしていたのですが、それほど人的被害がなかったのでよかったです(2名お亡くなりになった方がいたのは悲しいですが…次はゼロを目指しましょう…!)。

 ところで大浦が全国ネットのニュースに流れたそうです。私はテレビを見ていないので実際には見ていませんが…。

大浦を流れる「大王川」が決壊して氾濫したのです。

「大王川」なんて随分大げさな名前がついていますが、これは上之門(集落名)を流れる小川です。いやそれでも当日はかなりの水量があって冠水被害が出たわけですけど…。でも幸い、流れていった方向が田んぼなので大きな被害はありませんでした。

早速、今日には重機がやってきて応急の工事をしてくれていました。国土交通省の照明車(?)も来ていたので多分作業が夜までかかったと思います。行政の方、建設業者の方、ありがとうございました。

ところでビックリしたのは、この場所、ハザードマップでは全くノーマーク(白)の場所だったということです。

ここにハザードマップの該当箇所を拡大して載せてみましたが、この図の水田(|| の記号)のところが冠水し、県道272号線が通行止めになりました。

この冠水地域の中に第一避難所となった「大浦地区公民館」があるんですが、どんな感じだったんでしょうね…。

この「大王川」、さっきも書いたように小川なので、誰もここが氾濫するとは思っていなかった、というのが実際のところではないでしょうか。

でも実際に、誰も氾濫すると思っていなかったところが氾濫したわけです。災害って、こういうことなんだ、と思いました。崩れると思ってなかったところが崩れる、溢れると思ってなかったところが溢れる…。そういう、ありえないことが起こるのが災害ってことなんですね。

そういえば、1993年の86水害から1ヶ月後、南さつま市金峰町の扇山集落というところで20名が亡くなる山崩れが起こっています。86水害の時の大雨で緩んでいた地盤が、台風の雨で大規模に崩落したのです。しかもそれは、「ここなら大丈夫だろう」と集落の人達が大勢避難していた民家を襲ったのでした(その場所は現在「扇山公園」として慰霊碑が建っています)。わざわざ避難していなければ助かった命だったのかもしれません。でも「ここなら大丈夫だろう」と思っていたところが崩れる、それが災害なんだな、と今回の大王川決壊を見て改めて思いました。

ところで全然話が変わりますが、今日ようやく雨がやんだので、かぼちゃの最終収穫作業を行いました。これまで雨に祟られて思いの外時間がかかりましたねー、やっと終わりました。

それで農協に出荷した完熟かぼちゃが、261ケース、適熟(完熟ではない)かぼちゃが50ケースで計311ケースで過去最高収量でした。最後の収穫分は雨のためちょっと痛みが出て品質はイマイチでしたが…。でも豊作なのはよかったです!

インターネットではあと4つだけ予約を受付ますので、気になる方はお早めに! あとは7月15日(月・祝)のイベントで販売します!イベントの日は晴れますように!!

(最後は告知になっちゃってすみません…(笑))

↓かぼちゃのご購入はこちらから
【南薩の田舎暮らし】【予約販売】南薩かぼちゃ(1玉約2kg)

↓イベントはこちら
【情報】あおぞら夏市、時々コーヒー@奄美の里
https://www.facebook.com/events/295754687971470/
日時:2019年7月15日(月・祝)※海の日 10:00~16:00
場所:シャン・ド・フルール Champs de fleurs(奄美の里内)
  (鹿児島市南栄1丁目8-1)
   https://goo.gl/maps/GFXSdMfnPRQe4yM78
参加費:入場無料



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