今回は、ギャラリー蛇足の漣(さざなみ)俊介さんに、仮面について語ってもらいます。
漣さんと知り合ったのは、イベント出店で隣同士になったのがきっかけでした。出店の屋号が「仮面夫婦プロジェクト」。どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
「仮面夫婦」とは、対外的には夫婦だけれども、実際には夫婦ではない、という意味ですよね(最近は、冷え切った関係という意味で使われているらしい)。
でも「仮面夫婦プロジェクト」はそう言うことではなく、これは夫婦で行う仮面作りの活動で、そしてイベントは仮面作り(彩色)のワークショップでした。
仮面作り活動に「仮面夫婦プロジェクト」っていう危うい名前を付けちゃうところが、漣さんの人柄をよく表しています(笑)
【参考】仮面夫婦プロジェクトのInstagram
https://www.instagram.com/kamenfufuproject/
さらにこの「仮面夫婦」は、頴娃町に「ギャラリー蛇足」というギャラリーを2021年12月にオープンさせました(奇しくも「そらまど」と同時期)。頴娃の田舎にあるのに、妙にインターナショナルな感じがする場所です。
【参考】ギャラリー蛇足
https://dasoku.kamenfufuproject.com/
「蛇足」というのは、「やらない方がいい無駄なつけたし(をやっちゃうこと)」ですが、文化ってそういう余分なものから育まれるものでしょ? という考えでこの名前にしたみたいです。漣さん夫妻は、マイナスの意味がある言葉をプラスに転化して使うのがお好きなようです。物事を裏側から見るタイプ。つまり、ひねくれてる(笑)
こういう人には、ぜひ話を聞いてみたい! というわけで、「世界の仮面について語ってくれませんか?」とお願いしてみました。漣さんは、世界中いろんなところに行っているみたいなので、世界の仮面についても詳しいのではないかと思ったからです。そしたら「ちょうど自分でも仮面文化についてまとめたいと思っていたところです」とご快諾いただきました!
仮面の裏側を覗くような面白い話が聞けそうです。どうぞお申し込み下さい。
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第8回 そらまどアカデミア
仮面にみる文化形成
講 師:漣 俊介
なぜ人間は仮面を必要としたのか、仮面はどのようにして文化となり得たのか。そして仮面の役割はどう変化したのか。姫路張り子のコレクターだった祖父の影響で、私自身も張り子面を作るようになりました。そのお面の材料から、世界の仮面文化を考察したいと思います。
日 時:2023年10月8日(日)14:00〜15:30(開場13:00)
場 所:books & cafe そらまど (駐車場あり)
料 金:1000円(ドリンクつき) ※中学生以下無料
定 員:15名
要申込:申込フォームより、または店頭で直接お申し込みください。※中学生以下は無料ですが申込は必要です。
問合せ:こちらのフォームよりお願いします。
<講師紹介>
1984 年兵庫県姫路生まれ。グラフィックデザイナー・一コマ漫画家。南九州市で私設アートギャラリー「ギャラリー蛇足」を夫婦で運営。仮面夫婦プロジェクト名義でも活動。漣俊介デザイン企画代表。
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