先日、都会(鹿児島市)に遊びに行った時、
「信号!!あっ、また信号!!また信号だ!」
と大喜びしていた3歳のことちゃん。
「信号にこんなに喜ぶなんて、すっかり田舎の子になったね〜」
と皆を笑わせ和ませていましたが、大浦町には信号機が2箇所しかありません。
干拓の広い田んぼの間を通る、真っ直ぐで気持ちのよい道の始めと終わりに、その信号はあります。
スーパや保育園に行く時には通らない場所なので、信号機を見るのは、ちょっと遠出をするときだけです。
この信号を超えると、なんだか私も「お出かけ」気分になります。
クロックスで出るか、ちゃんとした靴を履いて行くかの境界は、この信号機にあるといっても過言ではありません。
「ちょっと用事を済ませるだけだから」と軽装で車に乗った日も、ここを超えると「しまった、もうちょっとちゃんとした格好で来ればよかった」と思います。
そしてまた、遠出した帰り道、この信号に差し掛かると「帰ってきた」という気分がして、なんだかホッとするのです。
私も段々と大浦に馴染んできたという事でしょうか。
さてその夜、東京に住む伯父さんと電話でお話したことちゃん。
「こんな時間だけど、外にいるんだよー」と携帯で話すおじさんに、
「じゃあ、懐中電灯持っていかなくちゃね!!」
と元気よく答えて、また田舎っ子ぶりを披露してくれたことちゃんでした。
(n)
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