2017年12月1日金曜日

あんまり読書しない方こそ、ブックトーク「罪深き愉しみ」へお越し下さい!

12月8日(金)〜11日(月)の4日間は「石蔵古本市」です!

2回目となるこのイベントですが、今回の目玉はブックトーク「罪深き愉しみ」! 12月9日(土)の夕刻から夜にかけて、密やかに行われるトークショウです。

…なんですが、このイベント、一体どういうものなのかいまいちピンと来ない…という方が多いみたいなので、改めて説明しますね。

まず、ブックトークというのは、「テーマに沿って様々なジャンルの本を紹介するイベント」です。本を紹介してくださるのは、筋金入りの読書家6人で、テーマは5つ準備しています。ということは、6人×5テーマ(1冊ずつ)=合計30冊のオススメ本が紹介されることになります。

オススメ本が一気に30冊も紹介されるって、なかなかないことですよね。きっとそのうちの1冊か2冊は、「今すぐにでも読みたい!」と思うような、気になる本が出てきますよ!

ちなみに、どんなテーマなのかっていうことですが、これは秘密です。ただ、「テーマ」といってもいろんな設定の仕方があって、どんなもんか知りたいという人もいるでしょうから、参考として”検討したけどボツになったテーマ案”を紹介しますね!

例えば、「夢中になって読んだ本」「世界が広がった本(新たな趣味ができた等の意味で)」といったテーマはボツになりました。「夢中になって読んだ本」とかすごく聞きたかったんですけど、これ以上に面白い切り口のテーマを準備しているので、楽しみにしててください!

そういうテーマの下にオススメ本を紹介してくださるのは、鹿児島を代表する若手読書家の6人です。実はこの6人、みなさん「読書会」というものを主催しておられます。読書会に参加したことがある方は僅かだと思いますが、実は私もまだ一度も行ったことがありません。だって、大浦から行こうとすると遠いんですよ…。

で、読書会というのは、オススメ本を互いに紹介し合ったり、あるいは同じ本を読んできて感想を語り合ったりして、「読書体験を広げる・深める」という機能を持つ、読書人の交流会みたいなもの。この6人はそれぞれ読書会を主催していまして、そういう読書サークルの中心人物ですね!(※小村さんだけは主催というより会場提供者みたいな感じですけど、まあ同類です(笑))

【参考】登壇者の読書会のSNS・ブログ
■きりしま読書会 https://www.facebook.com/KiriDoku%E3%81%8D%E3%82%8A%E3%81%…/
■ブックスパーチ https://twitter.com/books_perch
■つばめの旅日記 http://tsubamebunko.chesuto.jp/ (※読書会ではないです)
■READ(3人組) https://www.facebook.com/READread.eat.and.drink/

しかも、読書というとちょっと年齢高めの趣味みたいなイメージがあるかと思うのですが、集まってもらう6人は30代を中心とした若手です。みなさんが一体どんな本をオススメされるのか、主催者の私自身が興味津々です。

あ、ちなみにブックトークには「南薩の田舎暮らし」店主の私もコーディネータで登壇しますので、一応ブックトーカー(本を紹介する人)として紹介する本を持参しようと思います(でも実際に紹介するかどうかはその場のノリで決めます)。

ともかく、このブックトーク「罪深き愉しみ」、名前はちょっと妖しげですが、「大量のオススメ本が、若手読書家6人それぞれの視点で紹介される」という、ちょっとAmazonのオススメ機能なんかでは太刀打ちできない充実した内容となっています。

それから、このイベントについてぜひ言っておきたいことは、「これは読書オタクのためのイベントじゃないぞ!」ということです。

「読書会」というのは、基本的には本好きの集まりですから、あんまり本を読んでいない人はちょっと参加しにくいです。「課題本を読んでくる」タイプの読書会は、課題本を読みさえすれば参加はできますけど、たくさん本を読んでいる方と話すとやっぱり気後れしますしね。でも、このブックトークというイベントは違います。

そもそもブックトークは、図書館などで本の選び方がわからない子どものためのイベントとして発展しました。このブックトークの枠組みを使って、いい年こいたオトナが、ホンキで熱く語っちゃおうというのが、企画に当たっての考えでした。だから、聴講する方には、一切の事前知識はいりません。むしろ、「面白い本があれば読むんだけどなあ〜。最近、特に読みたい本もないしなあ〜」というくらいの方にこそ聴いて欲しい!

きっと、「世の中には、一生掛かっても読み切れないほどの面白い本が溢れているんだ」ということを分かっていただけると思います。

このブックトークを聴いたら、きっと、来年の今頃は家族や友人に言われてると思います。

「本ばっかり読んでないで、○○しろ」と。

それでも本を開くのをやめられないという罪悪感が芽生えれば、あなたも立派な「罪深き愉しみ」の世界の住人です。

12月9日(土)18:30〜、南さつま市万世の丁子屋石蔵で、6人の罪深き読書家たちとお待ちしております。

【情報】ブックトーク「罪深き愉しみ」
日時:12月9日(土)18:30〜20:30
場所:南さつま市加世田万世 丁子屋第2石蔵(本店裏)
一般的には読書は推奨されるもの。でも本に熱中しすぎると「本ばかり読んでないで…」と言われ出すのもまた読書。
やるべきことが残っていても、つい本に手を伸ばしてしまう罪悪感。まだ読んでいない本がたくさんあるのに、次々と本を買ってしまう背徳感。
この「罪深き愉しみ」の世界、ちょっと覗いてみませんか。
Facebookイベントページでも順次案内を差し上げる予定です。←古本市とは別です。



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