2019年12月31日火曜日

今季のカンキツ案内です。

随分ご案内が遅くなりましたが、今季の無農薬・無化学肥料のカンキツについて。

【ポンカン】
例年、12月末にポンカンの予約を受け付けていますが、「今年はまだかな〜」なんて思ってくださっていた方もいるかもしれません。実は、ポンカンは今年不作であまり量がないので温存していました。

昨年、台風でひどい塩害を受けてしまったため、そのダメージがまだ尾を引いていて収量が半分くらいしかないのです。うーん、残念…!! あと、無農薬で作っているダメージ数年間分が蓄積している樹があります。やっぱり難しいんですよねー・・無農薬。

そんなわけで、ポンカンのご注文については、今年は1月初旬から受け付ける予定です。要するに予約販売分がなくて、収穫した分を受注するようにしたいと思っています。よろしくお願いします!

【タンカン】
タンカンについても塩害を受けているため不作気味です。むしろタンカンの方が激しく塩害を受けたので不作でした。しかし、昨年新しく借り受けたタンカン園があり、面積が1.5倍になっているので例年より収量があります。

ところがこの借り受けたタンカン園は無農薬1年目なので、これまた出来がよくありません。

うーん、無農薬1年目ってなかなかダメですよね〜。生態系のバランスがとれていない感じです。この出来がよくないタンカン(小さい、表面が汚いなど)は、どうやって販売しようか迷っています。加工用ですかね…?

※ここに掲載した写真は以前から栽培している園地のものです。

販売は2月中旬頃を予定しています。

【しらぬい】
しらぬいは、今年は全然ダメです! これは塩害のためでもありますが、それ以前の問題が大きい。しらぬいの無農薬栽培法が私にはまだよく分かりません! 多少の収穫はありそうですが、だいぶプレミアムな存在になりそうです。インターネットで販売する分があれば、2月初旬頃に販売することになると思います。

【ブンタン(サワーポメロ)】
数年前新たに植え付けたブンタンが、今年初収穫を迎えます。といっても100個くらいなものなので、販売量はそれほど増えません。

それにしても、ブンタンも塩害があったはずなのにほとんど影響がないようです(風が直接当たらない場所に植えているっていうこともありますが)。ブンタンって凄い。

ブンタンは私が一番推しているカンキツです。ぜひご賞味ください。販売は、2月中旬頃から始める予定です。

【スイートスプリング】
昨年から借りている柑橘園にスイートスプリングが植えられていました。スイートスプリングは酸切れが非常に早い(=すっぱさが早くなくなる)カンキツで、11月には減酸するので最近は早出しが普通です。私も最初は早出しするつもりでいました。

ところが11月末、実際に食べてみるとなんだか物足りない! やっぱり減酸していても完熟しないと美味しくないのでは? ということで完熟を待つことにしました。

もちろん完熟したからといって美味しくなる保証はありませんが…。でもまあ大抵のカンキツは完熟すれば美味しいです。

1月初旬〜中旬から販売したいと思います(初収穫なので時期は前後するかも)。


というわけで、カンキツは全般的に不作ですが、スイートスプリングという新顔もありますし、ブンタンは増産しておりますので、今季も是非ともよろしくお願いいたします。

これで今年最後の投稿です。今年もいろいろな方にお世話になりました。ありがとうございました。来年も引き続きご愛顧いただきますようお願いいたします。

2019年12月11日水曜日

12月17日(火)「ガンタレかぼちゃの叩き売り会」@南さつま市観光協会

 12月17日(火)、南さつま市観光協会にて「ガンタレかぼちゃの叩き売り会」を行います!

ちょうど今日、かぼちゃの収穫が終わったところです。ところが、かなり傷みがはいっちゃってるかぼちゃがワンサカ…。これは、夏の高温期に病気が入った結果です。原因は肥料のやり過ぎでしょうね…。今年、初めて畑で秋かぼちゃを作ったので正直加減が分かりませんでした!(例年は水田跡で作っています)

そんなことで、20ケース近く傷みかぼちゃが出てしまいました。普通の人は、まあしょうがないっていうことで廃棄する(畑に鋤込む)ところですけど、でももったいない!

中身は何の問題もないかぼちゃですし…。見た目はちょっとアレですが美味しいハズですから、恥を忍んで売ることにしました!

「こんなガンタレかぼちゃ作っちょんなよ!」と農家の方からは言われそうですけどね…(汗)

※「ガンタレ」=ダメな(鹿児島弁)

でも恥を忍んでガンタレかぼちゃを売るのは、もったいないからだけではありません。

7月にも腐れかけたかぼちゃを販売しましたが、その時すっごくご好評戴いて、「あれ美味しかった〜!」っていう声をいろんな方からいただきました。何しろ「加世田のかぼちゃ」って、加世田ではあまり流通してないし普通に買ったら高いですから、地元であまり食べられてないかぼちゃですもんね。だから、実はガンタレかぼちゃがなくてもかぼちゃの販売会をまたやりたいなとは思っていました。

【参考】7月16日(火)「ワケありかぼちゃ叩き売り会」@南さつま市観光協会 をやります!
http://nansatz-kurashi.blogspot.com/2019/07/716.html

というわけで、うまくいけば「加世田のかぼちゃ」になるはずだったかぼちゃがお得に手に入る機会です!

値段は、いろいろな大きさのものがあるので一律ではないですが、だいたい1カット(500g〜1kg)で100円です。100gあたり10〜20円と思ってください(大きさのバラツキは大きいですがそこは勘弁してください)。スーパーに売っているかぼちゃの半額以下です!

14:00開始で、売り切れ次第終了です(売り切れなかったら17:00まで)。今の時期ですから「冬至かぼちゃ」にぴったり! 本町公園隣の南さつま市観光協会で販売しますのでよろしくお願いいたします!

【12/15 追記】
南さつま市で有機栽培でステキなお野菜を作っている「福元農園」さんも一緒に販売をしてくださることになりました。大根、かぶ、ルッコラを持ってきてくれるそうです!

2019年11月19日火曜日

「石蔵アカデミア with Tech Garden Salon」開催します!

このブログでは急な告知になってしまいましたが、今度イベントやります!

11月22−23日(金・土)「≪石蔵ブックカフェ出張版≫ 石蔵アカデミア with Tech Garden Salon」です!

この3年間、この時期は丁子屋の石蔵に古本屋さんを集めて「石蔵古本市」というイベントを開催していました。今年はその代わりに、毎月やっている「石蔵ブックカフェ」の講演イベント「石蔵アカデミア」を拡大させ、講演を4回やるというこのイベントを実施することにしました。

このお知らせについては、「石蔵ブックカフェ」のブログで行って参りましたので、その記事を紹介する形でこのイベントをご案内いたします。

まず、4つの講演ですが次のようになっています(詳細は後述)。
 11月22日(金)
 10:30−11:30 【講演1】13世紀前半の薩摩 ←鹿児島のマイナー歴史講座
 13:30−14:30 【講演2】鹿児島の日羅伝説 ←南薩の田舎暮らし代表による講演
11月23日(土・勤労感謝の日)
 10:30−11:30 【講演3】「計算」って何だろう? ←目玉!講師は東京から!
 13:30−14:30 【講演4】星空観察を語る ←写真展とのコラボ

そしてもちろん、いつものとおりブックカフェも行います! ただし、今回は諸事情により、会場が「丁子屋石蔵」ではなく、お隣南九州市川辺町の「南九州市市民交流センターひまわり館」ですのでご注意ください。

また、ブックカフェ営業時間は10:00〜17:00ですが、講演開催中はカフェは営業を休止しますのでその点もお知りおきを。

そして、今回は「つばめ文庫」に加え、「ブックスパーチ」にも本を出張販売していただきます。このあたりのことについては、こちらのブログ記事→【石蔵アカデミア】ブックカフェも営業します! 講演のお供にコーヒーをどうぞ。に書きました。

今回は、イベントの2日前にこの記事を書いていることからも分かる通り、なかなか告知の時間が取れず、直前の案内になってしまい、集客が思うとおりいっておりません。既に直前ですが、情報の拡散にご協力いただけましたら幸甚です!

それでは会場でお待ちしております!


≪石蔵ブックカフェ出張版≫ 石蔵アカデミア with Tech Garden Salon

日 時:2019年11月22−23日(金・土[勤労感謝の日])
場 所:南九州市市民交流センターひまわり館(南九州市 中央公民館
ブックカフェ営業時間:10:00〜17:00(ただし講演の合間に営業)
料 金:聴講料各200円(中学生以下無料)。ただし【講演3】は無料
申 込:不要
運 営:主催 石蔵ブックカフェ
    協賛 一般社団法人蔵前工業会(東工大同窓会)鹿児島県支部 
    後援 南さつま市教育委員会、南九州市教育委員会
駐車場:無料。ひまわり館奥の川辺小学校向かいの駐車場をご利用ください。ひまわり館駐車場は優先駐車場とします。
Facebookイベントページへのリンク
講 演:以下の通り

    ↓  ↓

【講演1】13世紀前半の薩摩

鎌倉時代の終わりから南北朝時代の中盤は、現代に繋がる文化の多くが産まれた面白い時代です。薩摩・大隅では土地支配を巡って裁判や合戦が頻発し、武士たちは京都や北陸、関東まで奔走しました。島津氏に敵対し「南方凶徒」と呼ばれた南薩の豪族の動向を中心にお話します。

話 者:新地 浩一郎(南九州市教育委員会)
日 時:11月22日(金)10:30〜11:30
参加費:200円(中学生以下無料)
紹介ブログ記事>【石蔵アカデミア】「南方凶徒」の鹿児島の中世


【講演2】鹿児島の日羅伝説

坊津の一乗院や鹿児島市の慈眼寺を開基し、また金峰山に蔵王権現を勧請、磯間嶽を開山したともいわれる百済の「日羅」。しかしその伝説は事実ではありえません。では日羅伝説は荒唐無稽な作り話なのでしょうか? 鹿児島に数々の伝説を残す日羅とは何者なのでしょうか?

話 者:窪 壮一朗(南薩の田舎暮らし 代表)
日 時:11月22日(金)13:30〜14:30
参加費:200円(中学生以下無料)
紹介ブログ記事>【石蔵アカデミア】鹿児島の日羅伝説を謎解きしませんか?

【注意!】チラシではこの講演は「歩けば増える、好きな建物・まち並み」(永留 純一)となっておりますが、諸事情により内容が変更になりましたのでご了承ください。


【講演3】「計算」って何だろう?

私は大学の副学長をしていますが、実は「計算世界観」の伝道師でもあります。「計算」のありがたみ、面白さ、不思議さを皆さんに伝えているのです。いま、世の中にはコンピュータが満ち溢れています。なぜでしょう? それは、「情報」というモヤっとしたものが、「計算」によって形を持ち、見ることができ、使うことができるようになってきたからです。じゃあ、「計算」って何でしょう。そんなところから、「計算」を探求してる人たちの話まで、いろいろと脱線しながら、お話させてください。

講 師:渡辺 治(東京工業大学 理事・副学長)
日 時:11月23日(土)10:30〜11:30
参加費:無料
紹介ブログ記事>【石蔵アカデミア】東工大の先生が講演してくださいます!

このブログ記事で、「Tech Garden Salonとは何か」も説明しています。

<講師プロフィール>
1980 東京工業大学 理学部 情報科学科 卒業
1982 東京工業大学 大学院理工学研究科 情報科学専攻、修士課程 修了、同博士後期課程 退学
1982 東京工業大学 理学部 助手
1986 東京工業大学 工学部 助手
1987 カリフォルニア大学 サンタバーバラ校キー・ファン客員助教授
1990 東京工業大学 工学部 助教授
1997 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 教授
2016 東京工業大学 情報理工学院 教授、情報理工学院長 兼務
2018 東京工業大学 理事・副学長(研究担当)(現職)

★本講座は、Tech Garden Salonとのコラボ開催です。
Tech Garden Salonは、「アートやカルチャーを楽しむようにテクノロジー楽しむ」をコンセプトに蔵前工業会鹿児島県支部が開催してきた一般向け講演会です。同支部の協賛により本講座は無料です。


【講演4】星空観察を語る

人間はもちろん、地球という惑星も星からのおくりものです。我々の故郷である宇宙を観察するには、先ず星空を眺めることから始めます。身近な宇宙を少しだけでも知れば、星空を、自分をもっと楽しむことができます。

話 者:松元 省平(写真家)
日 時:11月23日(土)13:30〜14:30
参加費:200円(中学生以下無料)
紹介ブログ記事>【石蔵アカデミア】星空観察の愉しみ(写真展とのコラボ企画)


2019年11月11日月曜日

「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.6」、最高の場所で最高の一日!

11月10日、「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.6」開催しました!

当日は天気に恵まれ、爽やかな秋晴れの中での、気持ちよいイベントとなりました。個人的にはちょっと心配していたモヤもそれほどでもなく、海の方を見ると沖秋目島のその先に黒島のシルエットが見えました。

開催も6回目ですけど、毎年お天気に恵まれているのが本当に有り難いです。

今回のプチマルシェは例年よりちょっと小規模で、「つばめ文庫」「ZAKCAR By オート・エス」「石窯café kunkun」に「南薩の田舎暮らし」を加えた4店舗でした。同じ日にイベントが盛りだくさんなので出店者があまり集まらなかったですね…!

そして例年との最大の違いは、珈琲を私(南薩の田舎暮らし 窪)自身が淹れるということです。

初回を除いて、これまで珈琲は「珈琲と洋酒 水」に淹れてもらっていたのですが、「水」さんがご夫婦でやっていた作業を今回は私一人でやらなくてはなりません。果たしてそんなことが可能なのか…!? 前日の夜ビビって、整理番号札を50まで作りました(恐怖)。

そんなわけで、今回、私は写真をほとんど撮れておりません。手元にあるだけの分で当日の模様を紹介いたします。

「つばめ文庫」は例年のとおり強い日差しと戦っていました(笑)ただでさえ日焼けしている古本には辛い環境です。

ちなみに「つばめ文庫」さんは発売されたばかり(というより当日11月10日発売)の本を平積みしておりました。

それが鹿児島における今年最大の話題作(当社比)、原口泉『近代日本を拓いた薩摩の二十傑』(燦燦舎)です。写真がありませんが10冊くらい積まれていたような。当日はそれどころじゃなかったのでスルーしてましたけど、今思うとこのことをもっとアピールした方がよかった気がします。

【参考】原口泉『近代日本を拓いた薩摩の二十傑』!  発売日に南日本新聞に書評掲載!!!|燦燦舎のブログ
http://san-san-sha.hatenablog.jp/entry/2019/11/10/153659

「ZAKCAR By オートエス」はレザークラフトワークショップでの出店。

思えば4年前、2回目の「海の見える美術館で珈琲を飲む会」では「ZAKCAR By オートエス」は雑貨販売をやっていて、その後レザークラフトワークショップに転換、今ではレザークラフトの専門店にも劣らないような道具の充実っぷりです(笑)

長くやっていると出店者の変化も感慨深いですね〜。

一方「石窯café kunkun」は昨年からの出店。軽トラの上に石窯が載っているというコロンブスの卵的な発想の石窯ピザ屋さんです。

もちろんピザはとっても美味しいのですが、それ以上に楽しみにしていたのが「kunkun」の犬さん社員たち! 営業部長と平社員の2匹です。途中、吠えるということで車に退避させられていましたが、営業終了後になでなでさせてもらいました。私のことを覚えててくれてましたかね?

「南薩の田舎暮らし」はいつも通り自家製焼き菓子とドリンクの販売。

実は焼き菓子の準備段階では数々のトラブルとうっかりミスなどに見舞われ、「ちゃんと美味しいお菓子ができるのか…?!」と心配だったのですが、多くの方に「お菓子美味しかった!」と褒めていただきました。

ちなみに途中、「お菓子が余り気味なんでみんな買ってくださーい!」という身も蓋もない宣伝をしてしまいました(笑)そしたらみなさんの好意のお陰でだいたい売り切れました。ありがとうございました!

さて、肝心の珈琲。

昨年まで「珈琲と洋酒 水」のご夫婦がいろいろ工夫してやっていたことをそのままパクり、なんとか一人でやりきりました。

といっても、丁寧な淹れ方ではとても捌ききれないので、ちょっと簡略化しちゃいましたけど…。それでも私が飲みたい「挽き立て・淹れたて」の珈琲はなんとか入ったかな…と。お客様からも「珈琲美味しかったよ!」とたくさん褒めてもらいました。

もちろん、私の珈琲の入れ方がよかったのではなく(笑)、笠沙美術館の雄大な風景の前で飲むから美味しいんですよ!!

また、今回珈琲をほとんどお待たせすることがなかった、というのもよかった点。事前に番号札は作っていましたけど、これは結局1枚も使うことがありませんでした(!)。ご来客が適度に分散して、また私の方でも来客予測を立ててそれにあわせて湯を沸かしたりしていたのでスムーズに珈琲が出せました。本当にホッとしました!

そして、今回の目玉だった狩集広洋さんの「ライブドローイング」=「一発描き」は、みなさんかなり驚かれていました!

7日から4日間描かれて、お昼頃にはほぼ完成しており、本当に描くスピードが速いんです。

下書きなくスラスラ〜っと描いていくのですが、まるで下書きをなぞっているかのようなスピード。迷いがない。

ご本人曰く「何も考えていないわけじゃないけど、まあテキトーですね(笑)」とのこと。テキトーにやって(るわけじゃないんでしょうけど)ちゃんとまとまった絵が描けるのが力量…!!

私は第1日目からどんな絵が描かれるのかな〜と完成過程を見ていました。

大木の絵から始まり、沖秋目島、河添(こせ)渓谷、開聞岳、磯間嶽、金峰山ときて、最終日には越路浜から望む野間岳の絵が出来上がりました。(ちなみにここに掲載したのは、絵の最初と最後の部分です。)

自然の風景が不思議と組み合わされて、どんどん連結されていくのが新鮮でした。今回30mの絵でしたけど、もっと長いキャンバスに描いてもらったらどんな風になったんだろう?

15:00からのギャラリートークは、事前の予定ではギャラリーの中でやるつもりでしたが、いろいろあって外の景色の中でやってもらいました。おかげで珈琲を淹れていた私も聞くことができてよかったー!

その中のお話しで心に残ったのが、「元々は抽象画をやっていたけど、無心に描いていたぐちゃぐちゃの線を見たお客さんから「これはライオンに見えるね」とか「これは○○ですか?」とか言われるようになり、やがて具象的な表現に移っていった」ということです(大雑把にまとめています)。

最初から風景画を志していたのではなくて、抽象的ぐちゃぐちゃが出発点だったっていうのが面白いです。狩集さんの絵は「混沌から引き出されたもの」だったんだなぁと思いました。

狩集さんの絵がとても見応えがあったので、今度はもっとさらに大きなサイズで描いてもらいたいなーと思いました(そんな機会あるのかわかりませんが…(笑))。

そんなわけで、お天気に恵まれ大過なくイベントが開催できました(細かいミスや改善点はたくさんありましたけど…)。事前広報もそれほどたくさんはしませんでしたが、大人163人(チケット集計)、子ども25人(推計)、計188人のご来場があり、珈琲も175杯ほど提供いたしました。大盛況でしたが忙しすぎず、集客具合も最高によかったと思います。

こうしてイベントも無事終了し、撤収作業を終えてから近くの夕日スポットに向かいました。

ところがちょっとの差で日没には間に合わず…。

でも日没後の美しい一時を過ごすことができ、イベントを終えた充実感と安心感に浸って帰りました。

来て頂いた皆様、ご協力くださった皆様、出店者と狩集さん、関わって下さった全ての方にこの場を借りて御礼申しあげたいと思います。いろいろ至らぬ点もあったと思いますが、ありがとうございました。

例によって、来年も開催するかどうかはわかりませんが、私は来年もまた「最高の一杯」を飲みたいなと思っています。

2019年11月1日金曜日

狩集広洋さんの巨大スケールのライブドローイング—珈琲を飲む会vol.6情報

今回の「海の見える美術館で珈琲を飲む会」の目玉は、画家 狩集広洋(かりしゅう・ひろみ)さんのライブドローイングです!

狩集広洋さんって誰? という方がほとんどでしょうから説明しますね。

まずはこの写真をご覧ください。


説明不要でしょうけど(笑)、ここに立っているのが狩集さんで、後ろにある壁画が作品です。

狩集さんのすごいところは、こういう巨大な作品を、下書きナシでしかも短時間で描き上げる、ということです。そしてその描く過程も全部公開してしまいます。それが、「ライブドローイング」=「一発描き」というパフォーマンスです。

実は、先日うちの集落の敬老会があったのですが、そこにも狩集さんに来ていただいて、「一発描き」を披露してもらいました!

ちなみに、なんで集落の敬老会に? というと、実は狩集さん、うちの集落にルーツがあり、それが縁になってこのたび大阪からご家族で大浦に移住してきたんです。人口減少している大浦に来て頂けるなんてそれだけで有り難いですね!

さて「一発描き」ですが、白いコンパネにマジックでサラサラ〜っと描き始め、最初はみんな「何を描くのかな…? 花を描いているようだけど…」という感じでした。何しろ下書きがないので全体像が不明なんです。

「それじゃあ描き終わるまで会を続けてて下さい」というので、その間、子どもたちによる余興やらなんやらやっていると、気づけば絵がどんどん完成しています。

最初に描いていた花はツワブキの花だったようです。ちなみにツワブキは南さつま市の市の花です。さらっと地元ネタを仕込んでくるのが嬉しいですね〜。

しかし花が咲き乱れている様子(特に葉っぱや花の重なり具合)なんか、けっこう複雑だと思うのですが、下書きなくサラサラと描いていくのが技術だなあと思いました。

そして敬老会が宴もたけなわになった頃、気づいたら絵が完成していました! この間、たったの一時間くらいでした。すごい早さです! そして、写真ではよくわかりかせんが(というか地元民以外わかりませんが)、この絵は我が磯間嶽の絵だったのです!(南薩の田舎暮らしFacebookページのカバー写真にもなっている磯間嶽…大浦町民の心の山です。)

しかしどうしてあえて下書きナシなのか…? せっかく描くなら下書きして完成度を高めた方がいいんじゃ…!? と思うかもしれません。

でもライブの場合、下書きなしの方が見る方はずっと楽しいですね! 「何を描いてるのかな?」という状態から徐々に全貌が明らかになっていき、最後は「うわー!」みたいになりますもん。

「海の見える美術館で珈琲を飲む会」でも、この狩集さんのライブドローイング=一発描きをやっていただきます! しかも、うちの集落でやったようなサイズではありません。なんと美術館の展示室の壁3面いっぱい(約30m)にキャンパスを貼り付けて、そこを絵で埋め尽くしていくというスケールの大きなものです。

このため狩集さんは、11月7日(木)〜10日(日)の4日間をかけてその絵を完成させます。「珈琲を飲む会」の日以外も、個展という形で公開していますので徐々に絵が完成していくまでを見る事ができますよ! それにしても、その場で絵を描いていく個展ってすごく型破りじゃないですか…?!

【参考】狩集広洋(かりしゅう ひろみ)個展「PRAKTIKE」@笠沙美術館
https://kanko-minamisatsuma.jp/event/12082/
開催日:2019年11月7日(木)〜10日(日) 9:00〜17:00
場所:笠沙美術館
料金:無料

また、狩集さんが下書きをしないで描くのは、ライブでの効果を狙っているというよりも、これまでの画家人生やアート観が大きく影響しているようです。そういう独自のアート観について、「珈琲を飲む会」の15:00からギャラリートークという形で語ってもらいますのでぜひご聴講下さい。

…ということは、美術館の壁3面分のライブドローイングは15:00までには完成するということになります。いつ完成するのか、主催者の私もわかりませんが、完成の瞬間をお見逃しなく…!!


【狩集広洋さん情報】
お問い合わせ ippatsugaki@yahoo.co.jp
FACEBOOK PAGE https://www.facebook.com/KarishuHiromi
YouTube https://www.youtube.com/user/kalisyu
INSTAGRAM https://www.instagram.com/thearthearth/?hl=ja

【補足】地元の方へ
狩集は、「かりしゅう」じゃなくて「かりあつまり」なんじゃないの? と思うかも知れません。実は、狩集さんのお父さんが、大阪では誰も「かりあつまり」と読んでくれない、ということで「かりしゅう」と名乗り、その後戸籍上の名前も「かりしゅう」に定めたそうです。

 【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.6 ←リンク先Facebookイベントページ
日時:2019年11月10日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木8666-1)
参加料:500円(コーヒー1杯つき、子ども無料)

2019年10月2日水曜日

「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.6」原点回帰で開催します!

告知です!

今年もやります! 「海の見える美術館で珈琲を飲む会」!

11月10日(日)10:00〜16:30です。

場所はもちろん、絶景の笠沙美術館。鹿児島市内からは1時間20分はかかりますが、それだけの時間を掛けても損はない素晴らしい場所です。

ところで前回、vol.5の開催後のブログ記事で、
このイベントも5回開催しましたが、今回で自分の理想はほぼ実現できたと思います。そんなわけで、次回はどうしようかなと考え中です。今回で一区切りとして、また違った形でやるのか、それともこれを完成形として続けて行くのか、皆さんの意見も伺いつつ検討していこうと思います。
と書いていました。

【参考】「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.5」心が満たされる空間と時間
http://nansatz-kurashi.blogspot.com/2018/11/vol5_13.html

ぶっちゃけ、このイベントはもう辞めちゃおうかな…っていう気持ちもありました。自分としてやりたいことはできたかなっていう気もしましたし。そもそもイベントを主催するのってかなり大変ですし…(それに赤字になる)。

でも「笠沙美術館でコーヒー飲むイベントやるんですよね?! 楽しみにしてます!」っていう方が結構いらっしゃいまして…、期待してくれる人がいるならやってみるかー! っていう気持ちになりました。自己満足でやってるイベントですが、自己満足に付き合って下さる方がいるんなら!!

そして、ちょうどいいご縁もありました。

今年、大浦に家族で移住して来られた画家の狩集広洋(かりしゅう ひろみ)さん。後日詳しく紹介したいと思いますが、いわゆるストリートアートの世界で活躍されてきた方で、巨大な絵を下書きナシでその場でスラスラ—っと描いてしまう技術をお持ちです。

この方と協力できたら、「珈琲を飲む会」で美術展ができる!

この3年くらいは「珈琲を飲む会」も音楽イベントみたいになっていましたけど、元々のイベントの趣旨は「せっかく美術館なんだから美術展もしたい」ということで、実際最初の2回は写真展を開催したんでした。5回目やって一区切りついたし、原点回帰で元来のイベントの形にするのもいいんじゃない?

狩集さんに打診してみたところ快くご協力いただき、ライブドローイングのパフォーマンスを披露してくださることになりました!

また、原点回帰ということで、今回珈琲も私自身が淹れることにしました。初回の「珈琲を飲む会」と同じです。初回の時は珈琲を淹れるのが忙しすぎててんやわんやになりすぎ、私自身がイベントどころじゃないって感じになってしまったんですが、今回はそうならないように工夫していきたいです。

どんな感じになるんだか、私も今からワクワクしています。

お楽しみに!!

 【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.6 ←リンク先Facebookイベントページ
日時:2019年11月10日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木8666-1)
参加料:500円(コーヒー1杯つき、子ども無料)



2019年9月7日土曜日

秋かぼちゃは今年もトラブル続き…。

秋かぼちゃが始まっています。が、開始早々からトラブル続きです。

最初は、カラス被害。

カラスって、かぼちゃの芽が出たばかりの頃、それを引っこ抜くのが好きなんです。例年は、私はほとんど全くカラス被害には遭っていなかったのですが、今年はかなりカラスにやられてしまいました。ある日畑に行ってみたら、ドバーっと引っこ抜かれておりましたよ…。

正直、カラスがなんでこんなことをするのか見当がつきません。雑草の芽を抜いてくれりゃいいのに…。たぶん人間が困ってるのを見て楽しんでるんだと思います。性格、悪〜!

でも狩集農園さんにちょうどよい苗が余っていたので、それを補植することができたのが救いでした。

次に、芽が出ない問題!

田んぼ跡の圃場にタネを播いた日から、3日くらい雨続きだったんですが、こうなるとタネがずっと浸水して窒息しちゃうわけです。それで、芽が出ない。一番酷いところは、発芽率が15%未満でした。ってほとんど出てない。慌ててセルトレイに500粒タネをまき直しました。この時点で既にかなり遅れ気味ですが、収穫ゼロよりは遅れてもなにがしか収穫できた方がマシです。

そして、今回の台風(がちょこっとかすった)!

正直、舐めてました…。せいぜい風速10mくらいだろ、と。でも、かぼちゃって、発芽して1週間くらいした頃が、一番ポキッと折れやすい時期なんです。その一番脆弱なタイミングで台風が来てしまったため、たかが風速10mでポッキポキに折れてしまいました。2割くらい…。これも先述の500粒のセル苗で補植しましたが、もうかなり定植が遅れてしまいました。定植後から続く雨(今年、雨降りすぎじゃないですか…?)で、ただでさえ生育が悪いというのに。

秋かぼちゃの場合、どんどん気温が下がっていく時期に生育するため、ちょっとの遅れが後々にはかなりの遅れになり、結果的に収入がかなり減ることになります。でもそれ以上に「生育が揃わない」「初期生育が悪い苗は後々も弱く、病気の原因になる」など悪いことがいっぱい…!

天候に恵まれれば、作業は楽でしかも収入も多い。でも天候に恵まれないと、作業は大変でしかも収入は少ないという二重の打撃。まさに今年は(も?)そんな二重の打撃がありそうな予感。

今からでも遅くはないので、天候に恵まれることを祈っています。