2015年7月4日土曜日

古民家の梅雨時期は…

相変わらず連日の雨です。

農作業が全然進みません。カッパ着てやれる作業ならいいですが、雨だと出来ない作業もありますから…。

ところでうちは築約百年の古民家なのですが、古民家は梅雨時期の湿気対策が大事です。

古民家は通気性がいいはずでしょ? と私も思ってましたが、通気性がいいということは外の湿気がドンドン入ってくるということでもあり、決して湿気が少ないということではありません。それどころか現代の住宅より湿気に弱いくらいだと思います。基礎がコンクリートで塗られていないので床下からどんどんジメジメが入ってきますし。

そこで必要なのが除湿器! コロナという会社の強力な除湿器を使っています。これを一日稼働させていると15リットルくらいの水がタンクに溜まります(タンクの大きさは6リットルくらいなので、これが2回以上満タンになります)。

ホントこの空気のどこにこんな水が入っていたのかと思うくらい…。飲料水はすべてこの除湿器のタンクでまかなえそうですね…!

しかも除湿しても除湿しても、なかなか湿度80%以下には下がりません。90%が普通ですね。たぶん畳が随分と湿っていて(おそらく畳の下がぐっしょりしているのではないでしょうか?)、畳からどんどん湿気が補給されているんじゃないかと思います。

ジメジメしているくらいならいいですが、いろんなところにカビが生えるのが考えものですね。除湿器がない時に比べれば随分マシですけど、革製品などにはどうしてもカビが生えるのが古民家暮らしの困ったところです。日本では革製品があまり広まらなかったのが分かる気がします。もちろん差別の問題などもありましたが…。

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