今の時期、7月10日くらいから25日くらいまでの2週間あまり、柑橘園の管理にはものすごく重要な仕事があります。
それは、ゴマダラカミキリの防除!
柑橘類の天敵ゴマダラカミキリが、幹に卵を産むのが7月10日前後から。これを放っておくと樹が枯れます。文字通り死活問題です。
なので、この虫の卵や幼虫を見つけてはやっつけていくという地味〜な仕事があるんです。地味だけどこれをゆるがせにすると本当に樹が枯れるので細心の注意を払ってやります。
農薬を使えばかなり防除は楽なんですが、一応(?)無農薬でやっているので農薬は使いません。一匹一匹地道に潰していく作業です。
と、偉そうに書いていますが、実は私も1,2年目はこの作業がよくわかっていなかったので随分樹を痛めてしまいました。数本枯らしちゃいました。ただ卵や幼虫を見つけるというだけのことでも、コツがわかってないと全然見つからないんですよね。今でも完全にはわかっていないですが…。
ところで、この時期はちょうどクワガタがたくさん樹にやってくる時期でもあります。どこに出しても恥ずかしくないような立派なクワガタがたくさんいますよ! 柑橘の樹液ってクワガタにとってはかなり美味しいんじゃないでしょうか? もちろんクワガタは害虫ではありませんのでやっつけたりしません。
子どもたちを連れてきたら大喜びするんじゃないかと思いますので、クワガタを獲りたい方はぜひうちの柑橘園においで下さい!
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