2017年3月13日月曜日

実はトラウマだった昨年の春かぼちゃ

先日、春かぼちゃの苗を植え付けしました。去年と同じ700株です。

あまりにもひどかったのでこのブログには書いていませんでしたが、実は昨年の春かぼちゃの成績はトラウマものでした。

いや、出来はけっこうよかったんですよ! それどころか、収量も過去最高でした。少々不良品が多かったきらいはあるのですが、春かぼちゃの場合は6月の梅雨時が収穫時期なので痛みが出るのはしょうがないことです。

問題だったのは、相場!

約150ケース出荷して、口座に振り込まれたのがたったの30万円。経費が約10万円として収益が約20万円。4ヶ月働いてですよ! 10aあたりの収益が6万円くらいしかありませんでした。利益どころか人件費が出てるかどうかも怪しい有様…。口座に振り込まれたお金があまりに少なかったので、半分しか入金されてないのかと思ったくらいです。

ちなみに、去年の秋かぼちゃは約180ケース出荷して入金が75万円ほど。1ケースあたりの金額で比べると、単価が2分の1くらいしかなかったわけです。

そんなわけで、こんな割に合わない農業はない! と思って、もう春かぼちゃからは足を洗うつもりでいましたが、トンネルビニールは買ったばかりだし、資材の購入予約もしていたし…ということで、今年まではまだ春かぼちゃを作ってみることにしました。今年は相場がいいといいなあ。でも今年もこんな低単価だったら、その時はもう本当に辞めることにしましょう。

ちなみに、写真の右側に見えている草は、雑草がボウボウになっているわけではなくて緑肥のエン麦です。緑肥というのは、収穫しないで畑に鋤き込むための作物。これは、畑に鋤き込むのではなく、かぼちゃの敷きワラを確保するために植えてるんですけどね。

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