2016年11月8日火曜日

つばめ文庫——珈琲を飲む会vol.3情報

11月13日の「海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.3」にご出店いただきます「つばめ文庫」。

昨年の「珈琲を飲む会」でのご出店が、初めての鹿児島市外での販売だったそうです。


田舎で本が売れるわけない、というセオリーを打ち破り、昨年は結構本が売れたみたいです。このあたりは古本屋も新刊書店もどちらもあまりない地域なので、「出店を心待ちにしていました」というようなお客さんもいました。すごく手応えがあった出店だったみたいですね!

それにしても、本がある空間、っていいですよねー。この空間作りのために「つばめ文庫」さんに来ていただいている感じです。

そして、「古本と珈琲」ってのはとても相性がいいです。どうしてなんでしょう。「新品の本と珈琲」も悪いことはないのですが、「古本と珈琲」になるとぐっと雰囲気が出ますよね!

そういえば昨年は、「つばめ文庫」店主の小村さん(写真でピザを頬張っている方)には、ミニ講演会もしていただきました。事前の予定とは違って(笑)ご自身の読書遍歴についての話でしたが、そこで強くオススメされた本が山下洋輔さんの『ドバラダ門』。

これは鹿児島アリーナにある古い門で、昔の鹿児島刑務所の門。この門を、ジャズピアニストの山下洋輔さんのお祖父さんが設計したということで、そこから家族史や地域史が飛びだし、小説とも随筆とも言えない独特な本になっているのだそうです。

私事ですが、うちの母がこの本にものすごく興味を惹かれ(幼少の頃に原良の方に住んでいたということもあり)、「珈琲を飲む会」の後に早速図書館で借りて読みふけっていました。

ところで、今年の12月9日-12日には、南さつま市万世の丁子屋石蔵をお借りして「石蔵古本市」というイベントを開催するのですが、実はその手配をお願いしているのもこの「つばめ文庫」さん。とてもお世話になっている古本屋さんなんです。

つばめ文庫さんは「つばめの旅日記。」というブログで日々情報発信していますのでそちらも覗いてみて下さい。

というわけで、当日は珈琲を傾けながら、ぜひお気に入りの一冊と出会ってください!


【情報】
海の見える美術館で珈琲を飲む会 vol.3
日時:11月13日(日)10:00〜16:30
場所:笠沙美術館(南さつま市笠沙町赤生木 )
参加料:500円(コーヒー1杯つき、子ども無料)

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